全米オープンでベスト4と善戦した錦織圭が、次に出場するトーナメント大会がモゼールオープン2018です。
錦織圭は第1シードで出場予定です。
そこでドロー表や賞金・放送予定等、大会の基本情報についてまとめていきたいと思います。
モゼールオープンについて
モゼールオープンはフランスのメスで行われるテニストーナメントです。
2018年大会の本戦開催期間は現地日程で9/17~23となっています。
モゼールオープンのサーフェスはハードコート(インドア)です。
(リンク)
モゼールオープン2018 公式サイト
モゼールオープン2018 公式サイト
モゼールオープンの開催地
モゼールオープン2018の開催地はフランス、メスにあるメスアリーナ(Les Arenes de Metz)。
大会の格付け
モゼールオープンの格付けは「ATP250」です。
試合は3セットマッチで行われます。
(※すべてのセットで6-6の場合はタイブレークで決着。)
ドロー表
<ドローサイズ> 32(28選手)
シード選手は8名いますが上位4選手は2回戦から試合を行います。
・男子シングルスドロー表
※予選通過者枠を反映した確定版に差し替えました。
全米オープンベスト4でポイントを大きく上乗せした錦織圭。
世界ランクを12位まで上げて出場者の中で世界ランク最上位となり、第1シードにポジショニングされました。
日本語版ドロー表と試合結果
日本語版のドロー表を作成しましたのでこちらに貼って試合結果を反映していきたいと思います。
(※シングルスドローのみ)
※選手名表記はメディアにより異なる可能性があります。
(当記事ではスポーツナビの表記を参考にしています。)
※更新のタイミングは管理人の都合に依存します。
記事作成時点の情報ですが、出場予定の日本人選手は錦織圭のみのようです。
(※予選の状況は未確認)
錦織圭は2回戦から登場しますが、対戦相手はゴヨブジクとツォンガの試合の勝者となっています。
シード選手
モゼールオープンのシード選手は8名です。
1 錦織圭(世界ランク12位)
2 チチパス(15位)
3 プイユ(19位)
4 ガスケ(24位)
5 バシラシビリ(31位)
6 マナリノ(32位)
7 クライノビッチ(33位)
8 コールシュライバー(36位)
※世界ランクはドロー作成時のものです。
2 チチパス(15位)
3 プイユ(19位)
4 ガスケ(24位)
5 バシラシビリ(31位)
6 マナリノ(32位)
7 クライノビッチ(33位)
8 コールシュライバー(36位)
※世界ランクはドロー作成時のものです。
錦織圭の試合結果
錦織圭の試合結果を記載しておきます。
(※試合開始予定時間はあくまで目安です。前後する可能性があります。)
2回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭 | 7(7) | 6 | / | – | – | 2 |
ゴヨブジク | 6(4) | 3 | / | – | – | 0 |
試合結果 ⇒ 錦織がストレート勝ち!!
(感想)
私がゴヨブジクの試合を観戦したのは初めてのような気がしますが、スピードのある良いサービスを打つ選手ですね。
錦織もなかなかブレークできずに苦労している感じでした。
ゴヨブジクが勝負に出たギャンブルショットが良い方に転ばなかったこと、ショットの安定感の面で錦織に分があったことなどが勝因かなと感じました。
錦織は初戦ということもあってか、素晴らしいプレーを連発していたというわけではなかったです。
ミスもあったものの堅実に勝利をモノにしたという印象でした。
私がゴヨブジクの試合を観戦したのは初めてのような気がしますが、スピードのある良いサービスを打つ選手ですね。
錦織もなかなかブレークできずに苦労している感じでした。
ゴヨブジクが勝負に出たギャンブルショットが良い方に転ばなかったこと、ショットの安定感の面で錦織に分があったことなどが勝因かなと感じました。
錦織は初戦ということもあってか、素晴らしいプレーを連発していたというわけではなかったです。
ミスもあったものの堅実に勝利をモノにしたという印象でした。
3回戦(準々決勝)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭 | 6 | 4 | 6 | – | – | 2 |
バシラシビリ | 3 | 6 | 4 | – | – | 1 |
試合結果 ⇒ 錦織がフルセットの末勝利!!
(感想)
第1セットを先制したので錦織があっさり勝つのかと思ってましたが、第2第3セットはバシラシビリのペースになってしまい、むしろ負けそうな展開になってしまった試合でしたね。
ファイナルセットも先にブレークを許して苦しい展開でしたけど、どうにか追いついて最後はコードボールで勝負が決まるという、錦織にとってはあまりスッキリとしない(と思われる)勝ち方でした。
スタッツを確認してないのであくまで印象レベルの話ですが、やはりファーストサーブが入らなくなってくると厳しくなるかなあという感じでした。
ストロークはそんなに悪くはないと思いながら観てたんですけどね。
でも内容はともかく試合には勝ったわけですから、準決勝で改善してくれればOKです。
次も頑張って欲しいですね。
第1セットを先制したので錦織があっさり勝つのかと思ってましたが、第2第3セットはバシラシビリのペースになってしまい、むしろ負けそうな展開になってしまった試合でしたね。
ファイナルセットも先にブレークを許して苦しい展開でしたけど、どうにか追いついて最後はコードボールで勝負が決まるという、錦織にとってはあまりスッキリとしない(と思われる)勝ち方でした。
スタッツを確認してないのであくまで印象レベルの話ですが、やはりファーストサーブが入らなくなってくると厳しくなるかなあという感じでした。
ストロークはそんなに悪くはないと思いながら観てたんですけどね。
でも内容はともかく試合には勝ったわけですから、準決勝で改善してくれればOKです。
次も頑張って欲しいですね。
準決勝
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
錦織圭 | 6 | 4 | 5 | – | – | 1 |
バヒンガー | 2 | 6 | 7 | – | – | 2 |
試合結果 ⇒ 錦織は1-2で逆転負け
(感想)
第2セット終盤にWOWOWオンデマンドの接続障害により観戦できなくなるアクシデントがありましたが、YouTubeのストリーミング配信がSNSで拡散されていたのでWOWOWの復帰を待ちながらこちらで観戦していました。
(結局最後まで繋がりませんでしたが。。。)
試合の展開はスコア推移こそ違うものの、まるで昨日のバシラシビリ戦のような印象でした。
第1セットを先制した錦織。
この時点では、試合には流れが変わることもあるとは言うものの、錦織が負けるような相手ではないかなと思ってました。
確かにバヒンガーはサービスも良かったですし、ストロークやネットプレーも素晴らしいものを持っていたとは思いますけどね。
でも錦織が横綱相撲をできていれば負けなかった相手だと思います。
この試合の錦織は昨日にも増して攻め急いでいた感があります。
もう少しじっくり相手を追い詰めていっても良さそうな場面でも、早めにポイントを決めに行っていたように感じます。
(あくまでも私の印象ですが)
全米オープンの途中で感じた「錦織の強さ」は、この我慢ができている(攻め急がない)ところだったんですけど、今日の試合ももっとどっしりと構えて慌てずにプレーできていればもっと楽な展開になったのではないかと感じました。
第1シードは守れませんでしたが、この後の楽天ジャパンオープンで挽回してもらいましょう。
それまでに更にコンディションを上げてほしいですね。
第2セット終盤にWOWOWオンデマンドの接続障害により観戦できなくなるアクシデントがありましたが、YouTubeのストリーミング配信がSNSで拡散されていたのでWOWOWの復帰を待ちながらこちらで観戦していました。
(結局最後まで繋がりませんでしたが。。。)
試合の展開はスコア推移こそ違うものの、まるで昨日のバシラシビリ戦のような印象でした。
第1セットを先制した錦織。
この時点では、試合には流れが変わることもあるとは言うものの、錦織が負けるような相手ではないかなと思ってました。
確かにバヒンガーはサービスも良かったですし、ストロークやネットプレーも素晴らしいものを持っていたとは思いますけどね。
でも錦織が横綱相撲をできていれば負けなかった相手だと思います。
この試合の錦織は昨日にも増して攻め急いでいた感があります。
もう少しじっくり相手を追い詰めていっても良さそうな場面でも、早めにポイントを決めに行っていたように感じます。
(あくまでも私の印象ですが)
全米オープンの途中で感じた「錦織の強さ」は、この我慢ができている(攻め急がない)ところだったんですけど、今日の試合ももっとどっしりと構えて慌てずにプレーできていればもっと楽な展開になったのではないかと感じました。
第1シードは守れませんでしたが、この後の楽天ジャパンオープンで挽回してもらいましょう。
それまでに更にコンディションを上げてほしいですね。
獲得ポイント
モゼールオープンはATP250の格付けのため、獲得ポイントは優勝で250ポイントになります。
優勝 250Pt
準優勝 150Pt
ベスト4 90Pt
3回戦 45Pt
2回戦 20Pt
1回戦 0Pt
※予選Rを戦った選手は別途ポイントが加算される可能性あり。(※割愛)
準優勝 150Pt
ベスト4 90Pt
3回戦 45Pt
2回戦 20Pt
1回戦 0Pt
※予選Rを戦った選手は別途ポイントが加算される可能性あり。(※割愛)
賞金
モゼールオープン2018の賞金は以下のとおりです。
賞金総額 561,345ユーロ(約7,297万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ユーロ=130円で計算
シングルスの賞金
優勝 89,435ユーロ(約1,163万円)
準優勝 47,105ユーロ(約612万円)
ベスト4 25,515ユーロ(約332万円)
ベスト8 14,535ユーロ(約189万円)
2回戦 8,565ユーロ(約111万円)
1回戦 5,075ユーロ(約66万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ユーロ=130円で計算
優勝 89,435ユーロ(約1,163万円)
準優勝 47,105ユーロ(約612万円)
ベスト4 25,515ユーロ(約332万円)
ベスト8 14,535ユーロ(約189万円)
2回戦 8,565ユーロ(約111万円)
1回戦 5,075ユーロ(約66万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ユーロ=130円で計算
歴代優勝者
モゼールオープンのここ最近の歴代優勝者(男子シングルスのみ)は以下のとおりです。
2006年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2007年 トミー・ロブレド(スペイン)
2008年 ドミトリー・トゥルスノフ(ロシア)
2009年 ガエル・モンフィス(フランス)
2010年 ジル・シモン(フランス)
2011年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2012年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2013年 ジル・シモン(フランス)
2014年 ダビド・ゴフィン(ベルギー)
2015年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2016年 リュカ・プイユ(フランス)
2017年 ペーター・ゴヨブジク(ドイツ)
2018年 ?
2007年 トミー・ロブレド(スペイン)
2008年 ドミトリー・トゥルスノフ(ロシア)
2009年 ガエル・モンフィス(フランス)
2010年 ジル・シモン(フランス)
2011年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2012年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2013年 ジル・シモン(フランス)
2014年 ダビド・ゴフィン(ベルギー)
2015年 ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)
2016年 リュカ・プイユ(フランス)
2017年 ペーター・ゴヨブジク(ドイツ)
2018年 ?
フランスで開催されるトーナメントということもあり、歴代優勝者もフランス人選手が多いですね。
ツォンガが3回、シモンが2回の優勝を記録しています。
両選手はともに今大会も出場予定です。
TV中継・放送予定
地上波:なし
BS:なし
CS:なし
BS:なし
CS:なし
記事執筆時点の情報では、残念ながら有料無料を問わずTV中継やネット配信は予定されていないようです。
GAORAやDAZNも予定なし。
頼みの綱だった「WOWOWオンデマンド」も放送の予定はありませんでした。
今後、予定が変更されて中継(配信)の可能性があるとすればWOWOWオンデマンドくらいかなあと思います。
(2018.09.19追記)
WOWOWオンデマンドにて急遽ライブ配信が決定したそうです。
無料配信かどうかまでは確認できていませんが、少なくとも会員の方はオンデマンドを利用することで、錦織の試合の様子を視聴できるようになりました。
WOWOWオンデマンドにて急遽ライブ配信が決定したそうです。
無料配信かどうかまでは確認できていませんが、少なくとも会員の方はオンデマンドを利用することで、錦織の試合の様子を視聴できるようになりました。
【参考情報】
wowowから「ATPワールドツアー合計32大会のオンデマンド限定配信」が発表されましたので、今後もATPツアーを確実に見たいとお考えの方は有料会員登録しておいたほうが良いかもしれませんね。
(※有料会員以外でも視聴できるよう無料配信される可能性あり)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
日本とフランス・メスの時差は約7時間(サマータイム)です。
日本のほうが進んでいますので現地時間にプラス7時間すれば日本時間がわかります。
念の為、毎日の放送有無や放送予定時刻等、詳細情報に関しては上記サイト等にてご確認下さい。
錦織圭の過去の成績
モゼールオープンにおける錦織圭の過去の成績(実績)についてまとめてみます。
2013年 不出場
2014年 不出場
2015年 不出場
2016年 不出場
2017年 不出場
2018年 ?
2014年 不出場
2015年 不出場
2016年 不出場
2017年 不出場
2018年 ?
私自身、錦織が出場したという記憶がなかったんですけど、ざっと調べた限りではやはり今大会が初出場となるようです。
例年のツアーローテーションには入ってなかったと思いますけど、今年は急遽参加を決めたんでしょうかね?
だとすればやっぱりツアーファイナル出場権獲得を睨んでのことなのかなあと思ったりもします。
(※現在錦織は10位で出場権は原則上位8名まで。)
(※未確認のため個人的推測レベルの話です。)
今大会の見どころ
2018年大会の見どころを挙げてみます。
錦織は第1シードを守れるか?
初出場ながら、今大会第1シードを獲得した錦織圭。
シードを守るという意味では優勝、あるいは悪くても決勝進出が必要になってきます。
ATP250格付けのため、確かに上位ランカーは出場していませんが、対戦相手をシミュレーションしてみると、
2回戦 ゴヨブジクとツォンガの勝者
準々決勝 バシラシビリ
準決勝 プイユ(またはコールシュライバー)
決勝 チチパス(またはガスケ)
という対戦相手になり、そう簡単とも思えないです。
初戦となる2回戦はどちらが相手となっても歴代優勝者との対戦ですから、この初戦が重要な試合になりそうな気はしています。
個人的にはツォンガの名前を久しぶりに見た気がするので、試合を観戦できるのであればツォンガとの対戦が実現してほしいところですけどね。
その他
メディアでの中継がなく試合を観戦できそうにないので、そもそも見どころもへったくれもないんですけど、興味がある点を上げるとすればツォンガでしょうかね?
錦織との対戦になったら錦織を応援することになっちゃいますけど、ツォンガが又復活してランキング上位に顔をだすようになったら、個人的にはやはり嬉しいです。
ケガなのか年齢的なものなのかスランプなのか詳しいことは知りませんけど、現在73位まで下がってしまったランキングをまた上げてほしいです。
他にもブノワペール、マナリノ、イリベセリなどの名前もありますから、波乱が起こる可能性もありそうです。
最後に
以上、モゼールオープンについて基本情報を整理しました。
錦織が順当に優勝できれば一番良い結果なわけですけど、このあと日本で開催される「楽天ジャパンオープン2018」に出場予定ですから、まずはケガのないようにプレーしてほしいと願います。
最悪、ここでの結果が悪くても、日本で取り返せばOKですので。。。
スポンサーリンク
関連コンテンツ
コメント