男子ATPツアーもようやく再開され、ウエスタン&サザンオープン2020が始まります。
そこで本大会に関して組み合わせドロー表と賞金・獲得ポイント、シード選手などについてまとめていきます。
なお、昨年の右肘手術により実戦から遠ざかっていた錦織圭も今大会を復帰戦として出場予定でしたが、検査により新型コロナの感染が判明したため欠場となりました。
※昨年の記事は別途アーカイブ化し、2020年の情報に更新しました。
ウエスタン&サザンオープンについて
ウエスタン&サザンオープンは「マスターズシンシナティ大会」とも呼ばれるトーナメントです。
第1回大会は1899年に行われ、アメリカ国内で開催されるテニストーナメントとしては(全米オープンを別にして)最古のトーナメントとして知られる。
2000年から、本大会はATPツアーにおいて、年間9大会指定の「ATPマスターズ1000」に組み入れられた。
(引用元:wiki)
マスターズという格付けの大会ながら、この後に全米オープンが控えているため前哨戦的な位置づけのトーナメントでもあります。
ウエスタン&サザンオープンの開催地はアメリカ、オハイオ州のシンシナティ。
(リンドナー・ファミリー・テニスセンター)
※2020年大会はニューヨーク州フラッシングメドウのビリー・ジーン・キングナショナルテニスセンターにて開催されるようです。
コートサーフェスはハードコート。
(リンク)
⇒ ウエスタン&サザンオープン2020 公式サイト
⇒ ウエスタン&サザンオープン2020 公式サイト
ちなみに本大会も男女共催のツアー大会となっています。
(会場は同じ)
2020年大会の開催日程は本戦が現地カレンダーで8/22~28となっています。
大会の格付け
ウエスタン&サザンオープンの格付けは「マスターズ(ATP1000)」です。
試合は3セットマッチで行われます。
(※全てのセットで6-6の場合はタイブレーク。)
組み合わせドロー
<ドローサイズ> 64(56選手)
※予選通過者枠が確定したドローに差し替えました。
錦織圭の欠場もあり、記事作成時点の情報では日本人選手の出場はありません。
シード選手
シード選手は16名いますが、上位8名は2回戦からの出場となります。
1.ジョコビッチ(世界ランク1位)
2.ティエム(3位)
3.メドベージェフ(5位)
4.チチパス(6位)
5.A.ズベレフ(7位)
6.ベレッティーニ(8位)
7.ゴフィン(10位)
8.バウティスタアグート(12位)
9.シュワルツマン(13位)
10.ルブリョフ(14位)
11.カチャノフ(15位)
12.シャポパロフ(16位)
13.ガリン(18位)
14.ディミトロフ(19位)
15.オジェアリアシム(20位)
16.イスナー(21位)
2.ティエム(3位)
3.メドベージェフ(5位)
4.チチパス(6位)
5.A.ズベレフ(7位)
6.ベレッティーニ(8位)
7.ゴフィン(10位)
8.バウティスタアグート(12位)
9.シュワルツマン(13位)
10.ルブリョフ(14位)
11.カチャノフ(15位)
12.シャポパロフ(16位)
13.ガリン(18位)
14.ディミトロフ(19位)
15.オジェアリアシム(20位)
16.イスナー(21位)
マスターズクラス(ATP1000)のトーナメントですので、本来なら上位ランキング選手は出場義務がありますが、今大会は新型コロナの影響もあり感染の有無にかかわらず欠場を決めた選手もいるようです。
そのためシード選手の顔ぶれも例年と比べると若干寂しい印象ですね。
シード選手の位置関係
シード16選手の位置関係をドロー表にすると下記のようになります。
トーナメント表と試合結果
1回戦からのトーナメント表と試合結果についてはこちらで反映していきます。
※選手名表記はメディアにより異なる可能性があります。
(当記事ではスポーツナビの表記を参考にしています。)
※更新のタイミングは管理人の都合に依存します。
獲得ポイント
ウエスタン&サザンオープンはマスターズ格付けのトーナメントなので、獲得ポイントは優勝で1000ポイントです。
優勝 1,000Pt
準優勝 600Pt
ベスト4 360Pt
ベスト8 180Pt
ベスト16 90Pt
2回戦 45Pt
1回戦 10Pt
※予選Rを戦った選手は本戦出場権獲得時点で25Pt。
本戦で得たポイントに加算される。
準優勝 600Pt
ベスト4 360Pt
ベスト8 180Pt
ベスト16 90Pt
2回戦 45Pt
1回戦 10Pt
※予選Rを戦った選手は本戦出場権獲得時点で25Pt。
本戦で得たポイントに加算される。
マスターズクラスの獲得ポイントはどの大会でも同じです。
賞金
ウエスタン&サザンオープン2020の賞金は以下のとおりです。
賞金総額 4,674,780ドル(約4億9,553万円)
※記事作成時の為替レートを参考に1ドル=106円で計算
男子シングルスの賞金
優勝 285,000ドル(約3,021万円)
準優勝 185,015ドル(約1,961万円)
ベスト4 124,000ドル(約1,314万円)
ベスト8 98,500ドル(約1,044万円)
ベスト16 73,250ドル(約776万円)
2回戦 43,450ドル(約461万円)
1回戦 24,560ドル(約260万円)
※記事作成時の為替レートを参考に1ドル=106円で計算
優勝 285,000ドル(約3,021万円)
準優勝 185,015ドル(約1,961万円)
ベスト4 124,000ドル(約1,314万円)
ベスト8 98,500ドル(約1,044万円)
ベスト16 73,250ドル(約776万円)
2回戦 43,450ドル(約461万円)
1回戦 24,560ドル(約260万円)
※記事作成時の為替レートを参考に1ドル=106円で計算
今年は新型コロナの影響なのか、賞金額も大幅に減額されていますね。
1回戦、2回戦あたりは昨年とほぼ同水準か微増程度ですが、優勝しても285,000ドルということで、昨年の優勝賞金の約1/4程度に留まっています。
歴代優勝者
ウェスタン&サザンオープン男子シングルスの歴代優勝者は以下のとおりです。
2005年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2006年 アンディ・ロディック(アメリカ)
2007年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2008年 アンディ・マレー(イギリス)
2009年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2010年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2011年 アンディ・マレー(イギリス)
2012年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2013年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2014年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2015年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2016年 マリン・チリッチ(クロアチア)
2017年 グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)
2018年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2019年 ダニル・メドベージェフ(ロシア)
2020年 ?
2006年 アンディ・ロディック(アメリカ)
2007年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2008年 アンディ・マレー(イギリス)
2009年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2010年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2011年 アンディ・マレー(イギリス)
2012年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2013年 ラファエル・ナダル(スペイン)
2014年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2015年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2016年 マリン・チリッチ(クロアチア)
2017年 グリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)
2018年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2019年 ダニル・メドベージェフ(ロシア)
2020年 ?
ここ最近ではロジャー・フェデラーが7度も優勝して抜けていますね。
他のマスターズと同様、ビッグ4の強さが際立っています。
昨年(2019年)はメドベージェフが初優勝を飾りました。
TV中継・放送予定
NHKの放送予定を確認しましたが、現時点で判明しているのは全てBSでした。
そのためNHKはBSのところにリンクを貼り、地上波放送は「なし」としています。
(※念の為、正確な情報はHP等でご確認下さい)
この他、テレビ配信ではないですがPC・スマホなどで視聴可能なwowowオンデマンドにてウェスタン&サザンオープン2020がライブ配信されます。
オンデマンドでは複数の中継チャンネルが用意されており、TVでは放送されない試合も視聴可能になりますので選択の幅が広がります。
無料登録でも視聴できる場合がありますが、確実に視聴したい方は有料登録もご検討ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
日本とニューヨーク(アメリカ)の時差は約13時間(サマータイム)です。
日本のほうが進んでいますので現地時間にプラス13時間すれば日本時間がわかります。
念の為、毎日の放送有無や放送予定時刻等、詳細情報に関してはテレビ番組表や上記サイトにてご確認下さい。
大坂なおみの試合を観戦するならDAZN
ウェスタン&サザンオープンは男女共催となっていますが、男子ATPツアーと女子WTAツアーでは日本におけるTV等の放送事情が異なります。
現状ではグランドスラム大会や日本開催の一部のトーナメントを除き、女子の試合をTVで観戦する機会は殆どありません。
大坂なおみ等、女子の試合を観戦したい場合はDAZN等の有料サービスに加入する必要があります。
(※女子テニスWTAツアー以外のスポーツも配信していますのでそれらも当然楽しめます。)
錦織圭の過去の成績
ウエスタン&サザンオープンにおける錦織圭の過去の成績(実績)についてまとめてみます。
2011年 1回戦敗退
2012年 3回戦敗退(ベスト16)
2013年 1回戦敗退
2014年 右足の親指手術後のため不参加(欠場)
2015年 下半身の痛みのため不参加(欠場)
2016年 3回戦敗退
2017年 右手首痛により欠場
2018年 2回戦敗退
2019年 2回戦敗退
2020年 新型コロナ感染により欠場
2012年 3回戦敗退(ベスト16)
2013年 1回戦敗退
2014年 右足の親指手術後のため不参加(欠場)
2015年 下半身の痛みのため不参加(欠場)
2016年 3回戦敗退
2017年 右手首痛により欠場
2018年 2回戦敗退
2019年 2回戦敗退
2020年 新型コロナ感染により欠場
錦織にとって、あまり成績を残せていない大会と言って良さそうです。
ケガも目立ちますし、全米オープンへの前哨戦となる大会でありながら、あまりいい流れを作れていないのは気になりますね。
今大会の見どころ
今大会は日本人選手不在となってしまったため興味半減ではありますが、個人的な今大会の見どころを挙げてみたいと思います。
各選手のコンディションは?
今年は新型コロナの影響でツアーも中断。
今大会から再開となりますが、中断期間も長かったため各選手のコンディション調整がどうだったのか全くわかりません。
世界ランキングもアテになりませんので、誰が優勝するのか全く見当もつきませんが、まずは大会が行われること、そして試合を観戦できることを喜び、楽しみたいと思います。
アンディマレーも出場
ドローを見たらアンディマレーの名前がありました。
今年もプレーを続けられるんですね。
今回はワイルドカードで出場が決まったみたいですが、現役を続けてくれるのは嬉しいのである程度の成績も残してランキングを上げてほしいところです。
(現在の世界ランクは129位)
最後に
以上、ウエスタン&サザンオープンの基本情報をまとめました。
今年は男子よりも女子のほうが気になるかもしれませんが、試合を観戦するには有料サービスを利用しないといけませんので、そこは各自ご判断ください。
(我が家ではWOWOWは加入していますがDAZNは未加入。)
日本人選手は出場していませんが、男子も面白い対戦カードを見つけたらTVかWOWOWオンデマンドで観戦したいと思います。
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