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ナダルの錦織戦ジョコビッチ戦まとめて感想【BNPパリバオープン2016】

テニス
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BNPパリバオープン2016の準々決勝で
錦織はナダルと対戦しストレート負け。

そして準決勝でナダルは
ジョコビッチにストレート負けしました。

この2試合を観戦したので
感想をまとめて書きたいと思います。



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錦織ナダル戦の結果と感想


まずは錦織ナダル戦の感想です。
準々決勝での対戦となった今回。
ここまで錦織は1勝7敗と大幅負け越し中ですが、
昨年8月のロジャーズ・カップで初勝利を挙げ、
連勝がかかった試合でした。

錦織圭 43 0
ナダル 66 2

残念ながら錦織はストレート負け。
連勝とはなりませんでした。

しかし今日の試合に関しては
錦織が完勝することもできた流れだったように思います。

出だしの5ゲームは完全に錦織ペース。
1、3、5ゲームとナダルのサービスゲームでしたが
すべてブレイクできそうなところまで押してました。

結果的には第3ゲームしかブレイクできなかったんですが
序盤から錦織のストロークは素晴らしく、
それまでの試合よりも調子は良かったように思います。

しかし結果論で言えば、
1回しかブレイクできなかったのが響きましたね。

相手がナダルということで
錦織のサービスキープも簡単ではなかったんですが、
第6ゲーム30-30の場面で
錦織のショットが決まったかに見えたボールに対して
ナダルがチャレンジし、成功。

40-30になったはずが30-40となり、
ここで流れが変わってしまったような印象です。

そしてこのゲームをブレイクバックされ、
3-3とされると第10ゲームもブレイクを許し
4-6で落とします。

第2セットも流れを変えることはできず、
第2ゲームをブレイクされ苦しい展開。

第7ゲームでブレイクバックに成功しますが
直後の第8ゲームに再度ブレイクされるw

序盤の状態ならまだしも、
この時の錦織はミスも出始めてましたので
再度追いつき逆転するまでの力は残っていませんでした。

ただ、この試合では
錦織のミスを責めるというよりは
ナダルのしぶとさ、強さを評価したほうがいいですね。

序盤の5ゲームで、
何度もブレイクチャンスを奪われながらも
1度のブレイクだけに凌いだところ。

劣勢の中でも粘り強く展開し、
徐々に自分のペースにしていくしぶとさ。

個人的にはまだ全盛期には及ばないとは思ってますが、
一時の不調期とは明らかに違う、
強いナダルが戻りつつあるように感じた試合でした。

序盤は
「錦織があっさりストレート勝ちするんじゃないか?」
と思えるほどの状況だっただけに
第1セットを錦織がとれてたら
更に面白い試合になってたような気がします。

ナダルはトップスピンの強いストロークプレイヤーなので
フェデラーやジョコビッチとはまた違ったテニスをしますけど、
この試合も内容の濃い試合だったとは思います。

錦織はこういう試合を何度も経験していけば、
もうひとつ上のステージが見えてくるんじゃないでしょうか?

ナダルジョコビッチ戦の結果と感想


そして準決勝。
錦織に勝ったナダルはジョコビッチと対戦しました。

ナダルとジョコビッチの対戦は
これで通算48回目。
(※歴代最多対戦回数だそうです。)

ここまでの対戦成績は
ジョコビッチの24勝23敗。

前回の対戦でようやくジョコビッチが勝ち越しました。
(※それまではナダルの勝利数が上回っていた)

ナダルは2014年にジョコビッチに勝って以来、
2015年から現在まで5連敗中という中での試合でした。

ジョコビッチ 7(7)6 2
ナダル    6(5)2 0

結果はジョコビッチのストレート勝ち。
これで対ナダル戦6連勝となりました。

この試合はまるで錦織ナダル戦のような流れでした。

序盤はナダルペース。
第2ゲームでいきなりジョコビッチのサービスをブレイク。

しかし第3ゲームですぐにブレイクバックするのは
さすがジョコビッチです。

その後はどのゲームも競り合い紙一重の展開。
なんやかんやありながらも6-6となりタイブレークへ。

私はナダルが好きなので、
「第1セットを取れれば…」
と思いながら見てたんですが、
残念ながらジョコビッチが第1セットを取りました。

内容的には互角以上の戦いができてただけに
セットをとれなかったのは残念でしたねw

そして第2セットに入り
ナダルが気落ちしたわけでもないんでしょうが
一気に押し切られて6-2で試合終了となりましたw

ナダルは負けはしたものの、
昔のようなしぶとさの片鱗を見せてくれました。

0-40と絶体絶命のピンチから
巻き返してサービスキープしたり、
1ゲームで何度もデュースを繰り返し、
10分以上に渡るせめぎあいの末キープに成功したり。

窮地に追い込まれてからのナダルの底力は
本当に素晴らしいものがありますが、
相手は世界ランク1位のジョコビッチですからね。
毎回厳しいコースにショットを打たれながらの
ラリーの末のキープですから非常に価値が有るものです。

しかしそれ以上にすごかったのがジョコビッチ。
そのナダルをもってしても、
サービスゲームをブレイクされるところまでにとどめ、
ブレイクされた分はきっちりと取り返す。

そして終わってみればストレート勝ちですからねw

両者ともに何気なくラリーを打ちあってますが、
それぞれのショットがまたエグいというか厳しいというか。。。

それをいとも簡単に打ち返し、
形勢を逆転してしまったりするんですから
まあレベルが高いことwww

ナダルがここまでの試合をしてるのは
久しぶりに観ましたけど
「すんげえ試合だな」
「どちらもバケモノだな」
ってのが率直な感想です。

「錦織は相当コンディション良くないと勝てないかも?」
と思ってしまうほどのレベル・内容でした。

決勝戦の対戦カードは?


決勝戦の対戦カードは
ジョコビッチ対ラオニッチとなりました。

ラオニッチといえば、
ちょっと前までは錦織ともよく対戦していて、
錦織が勝ち越してたような気がします。
(記録を確認してないのであくまで印象ですがw)

たしか肘の手術をしたんだったと思いますが、
その影響もあるのか世界ランクは現在14位。

若干下げていますが
昨年の後半辺りから、
強くなってきた印象があります。

今大会準決勝のダビド・ゴフィン戦(18位)でも
フルセットにはなったものの
優位に試合を進めて決勝進出を決めていますし、
やはり200キロを超えるサーブは大きな武器です。
(※NHKでは「ゴファン」と言ってましたがw)

ジョコビッチが相手となると、
流石に勝てるかどうかってのはわかりませんが、
マレーが途中敗退する波乱があったとはいえ、
決勝まで進んできた実力は評価していいと思います。

個人的な予想ではジョコビッチが優勝し、
昨年に続き連覇をしそうな気がしてますが、
ラオニッチがどこまで渡り合えるか?
ってところに焦点を当てて観戦したいと思います。
(放送時間的に観戦できたら、ですがw)

しかしまあ、
ジョコビッチは2016年も強そうですねwww
錦織圭にも頑張ってもらいたいところですが。。。



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