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錦織ベルッシ戦感想 ミス連発でラケットへし折る場面も【リオオープン2017】

テニス
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リオオープン2017の1回戦。
錦織圭対ベルッシの試合を観戦したので
感想をまとめます。

ミスを連発して
ラケットをへし折る場面など、
ここまでの錦織を観るのは久しぶりな気がしましたw



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錦織対ベルッシの試合結果


リオオープン2017の1回戦
錦織圭対ベルッシの試合結果は以下のとおりです。

1 2 3 4 5
錦織圭 4 3 / 0
ベルッシ 6 6 / 2

第1シードで今大会に初出場し、
記者会見では
「優勝したいトーナメント」
と述べていた錦織でしたが
残念ながら1回戦敗退となりました。

 

試合観戦後の感想


試合観戦後の感想をまとめます。

錦織の試合は
22日7時頃試合開始予定でしたので
BS朝日でも生中継されると思っていました。

私はその時間は都合が合わなかったんですが
どうやら放送されていなかったようで、
19時から録画放送されていたのを観戦しました。

 
試合結果はすでにネットニュースなどで
確認していましたので
まさかの1回戦負けにショックを隠せませんでしたが
どんな試合だったのか、
この目で確認してみました。

 

試合全体の感想


試合全体の感想としては
錦織のミスが目立ち、
良いところが殆どないまま
試合が終わってしまった印象です。

ベルッシ(※BS朝日ではベルッチ)
のサーブやストロークに威力があり、
クレーコートながらも
ボールが高く弾んだり球足が伸びたりして
打ちづらかった可能性もありますが、
それらを踏まえても
錦織のアンフォーストエラーと呼べるものが多かったですね。

 
個人的に印象に残ったのが
リターンとバックハンドのミス。

どちらも本来であれば
錦織の武器とも言えるショットですが
これだけミスを連発してしまっては
錦織がペースを掴めなかったのも
仕方ないと思います。

 

敗因は?


錦織のミスが目立った試合ですが
なぜこんなにミスを連発してしまったのか?
何か理由があったのでしょうか?

 
試合後の錦織のコメントを確認せずに
感想記事を書いていますので
彼がどのように敗因を分析しているのかはわかりません。

錦織寄りの見方をすれば、

・アルゼンチンオープン(AO)の疲労が残っていた
・AO決勝で負けてしまったショックを引きずっていた
・完全アウェーの中で雰囲気に飲まれた

 ※ベルッシは地元ブラジルの選手

といえるかもしれません。
 

またベルッシのプレーが
たしかに素晴らしかったのも事実です。

 
でも
「らしくない」というか
もう少しやれたんじゃないかな
と言う気持ちも残りますねw

ファーストセットに関しては
ベルッシのファーストサーブ確率も高く、
中々チャンスらしいチャンスもなかったですが、
セカンドセットに入ると、
ファーストの確率も落ちていましたし、
ストロークでもミスが出始めていましたので
挽回するチャンスはあったように思えたのですが。。。

 

錦織の試合後のコメント


ネットニュースに錦織のコメントが出ていましたので引用します。

「きょうはすべてが駄目だった。自分の日じゃなかった。第1セットから大きなミスが続いてコントロールできず、ラリー戦に持ち込めなかった」
(引用元:MSNニュース


「(問題は)自分の調子にもメンタル的なことにもある。思い切りのいいプレーができる感覚が戻ってこなかった」
「(前週と違い)ボールが重いのにかわり、コートも硬く、跳ねて対応できなかった」
「ショックはある。(クレー大会へのツアースケジュールの変更は)正解だったかは分からないが、次に生かしていきたい」
(以上引用元:MSNニュース


「ここ数年で最悪の試合だったかもしれない」
(引用元:THE TENNIS DAILY


錦織がラケットをへし折る


第1セットをベルッシに奪われた瞬間
錦織はラケットをコートに叩きつけ、
へし折ってしまいました。

放送ではよく確認できませんでしたが、
おそらくワーニング(警告)を受けたんじゃないかと思われます。

そして観客からはブーイング。。。

 
錦織がラケットを叩きつけるシーンは
これまでにも何度か見たことがありますが、
クレーコートでラケットが折れてしまうほど
強く叩きつけた場面というのは
珍しいように感じました。

決して褒められた行為ではないですが、
ミスを連発して思うようなプレーが出来ず、
観客もほとんどがベルッシ寄り、
ということで
相当なフラストレーションが溜まっていたんでしょうか?

今回は
メンタルを立て直すことが出来ないまま
試合が終わってしまったのが気がかりではありますねw
 

最後に


2週連続第1シードで、
どちらも優勝の期待がかかっていたわけですが
残念な結果に終わってしまいました。

クレーコートは錦織にとって
苦手なサーフェスとは思いませんが
やや不安を残す結果になったのが気がかりです。

 
ただ今大会は
1回戦が終了した段階で
シード選手8人中3人しか2回戦に進んでいない
という波乱含みの展開になっています。

それだけクレーコートの大会は
ランキングだけでは読めない
ということでしょうか?

 
今後錦織は
エキシビジョンマッチを挟んで
マスターズ大会に出場することになります。

ハードコートのトーナメントに戻りますので
また気持ちをリセットして
好成績を目指してほしいですね。

 
全仏オープン前には
再びクレーコートでの前哨戦もありますので
そこではなんとか結果を出して、
自信を取り戻した状態で
全仏に臨んでほしいと願います。



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