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ジョコビッチの2015年間獲得ポイントがぶっちぎりすぎる!!

テニス
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ATPツアーファイナルも終了し、
2015年の男子プロテニスツアーは終了しました。

これで年間獲得ポイントも確定したわけですが、
ジョコビッチの獲得ポイントが
あまりにもダントツでぶっちぎりすぎる!!

ということで情報を整理したいと思います。



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2015年ATPツアー終了時の獲得ポイント


ATPツアー2015の全日程が終了しました。

ATPツアーファイナル終了時点での
上位選手の獲得ポイントの状況は以下の通り。

ATPランキングポイント20151123 (引用元:スポーツナビ

表には
・ポイント
・レース
と二つの数字が記載されていますが、
左側の「ポイント」が世界ランクの元になる
「ATPエントリーランキングポイント」になります。

右側の「レース」は
「ATPレースランキングポイント」です。
こちらは全日程終了後なので左とほぼ同じ数値になっていますが、
1月1日になると全選手「0」にリセットされます。

このポイントシステムの違いについては
以下の記事で触れています。

(関連記事)
ATPツアーファイナルの賞金や獲得ポイントなど解説

ジョコビッチのポイントがダントツでぶっちぎり


1位ジョコビッチの年間獲得ポイントは16,585Pt。

このポイントは
2位A.マレーの8,945Ptと
3位R.フェデラーの8,265Ptを足して
ようやく上回れるほどのポイント差があります。
(8,945+8,265=17,210Pt)

2位と4位S.ワウリンカ(6,865Pt)では
8,945+6,865=15,810となり、
ジョコビッチ一人に届きませんw

これが如何にすごいことかお分かりになると思います。

2015年のジョコビッチは
グランドスラム4大会の内、3大会で優勝。
残りの1つ全仏オープンも準優勝でしたので、
グランドスラム大会だけで7,200Pt獲得したことになります。
(優勝2,000Pt×3+準優勝1,200Pt)

確かにこのポイントが大きかったのは事実ですが、
それでも獲得ポイントの半分にも満たないウェイトです。

ツアー最終戦となった「ATPツアーファイナル」でも優勝し
1,300Ptを獲得していますが、これを合わせても8,500Pt。

残りの8,000Ptほどは
マスターズ(ATP1000)以下の大会での獲得ポイントです。

ジョコビッチの2015年の通算成績は驚きの81勝6敗。
(※他にダブルスも出場しています)
1年間で6敗しかしてないんですw

そのうちの一つはツアーファイナルの
ラウンドロビンでフェデラーに負けた試合です。
ですからツアーでは5敗しかしていないことになりますね。

その5敗に関しても、
2015年初戦となった
カタール・エクソンモービル・オープン(ATP250)での
準々決勝敗退を除き、その他は全て決勝での敗戦です。

準優勝者の獲得ポイントは
優勝者を100とすると60になります。

ですから2015年のジョコビッチは
出場した大会のほとんどのポイントを獲得したわけですね。

いやあ、本当にすごすぎますw


ポイントで見る錦織圭との差


一方、2015年は8位フィニッシュとなった錦織圭。
年間の成績は50勝16敗でした。

昨年と比較すると、
いくつかの大会では優勝したものの
全米オープンで1回戦負けを喫するなど、
決して満足のいく年ではなかったとは思いますが
2015年の獲得ポイントは4,235Pt。

ジョコビッチとの差を見ると
16,585-4,235=12,350Pt
という非常に大きな差があります。

2016年ジョコビッチが同様の強さを見せるかわかりませんし
錦織だって今年以上の成績を残せるかもしれませんが、
2015年の結果から見ると、
ジョコビッチがグランドスラム大会すべてを欠場しても
錦織はジョコビッチに追いつけないんですねw

ランキングだけで言えば、
一時は最高4位まで上昇し、
「世界ランクトップも射程圏内」
なんてメディアも強気な報道してましたけど、
こうやってポイント差を確認すると、
「世界ランク1位ってのは、まだまだ遥か遠くにいるんだなあ」
と厳しい現実を思い知らされますね。

この獲得ポイントは
2016年の同大会終了後に更新される仕組みなので
一気に差を縮めるというのは難しいです。
(※大きな大会で昨年成績を上回れば獲得ポイントは一気に伸ばせますが、差が大きすぎるのでw)

ジョコビッチがポイントを減らし、
錦織がポイントを伸ばせば一気に差は縮まるでしょうが、
現実的な話で考えれば、
1万Pt以上を詰めるのは簡単ではないです。

ということで錦織圭については、
現在の8位から一つずつ
ランキングを上げていくことを願いながら
応援したほうがよさそうです。
もちろんこれ以上ランクを落とさないようにw

錦織の最大の敵は「ケガ」だと思いますが、
年間を通じて無事にトーナメントに出場できれば
2015年以上の成績は期待していいと思ってますけどねw

特にグランドスラム大会については
2016年はポイントを伸ばすチャンスですからね。

世界ランク4位くらいまでなら
十分射程圏内に入ると思ってます。

ということで、
ジョコビッチ越えを目指すのは
もう少し長いスパンで考えたほうがいいでしょうねw
(※獲得ポイントで追いつくという点での話)

もちろん直接対決する機会があったら
2016年から勝てるなら勝ったほうがいいですがw

最後に


ジョコビッチが2016年も
このままの勢いを続けるのかわかりませんが
2015年に関しては
獲得ポイントを比較することで
「ジョコビッチがいかに強かったか」
その強さがはっきりとわかりますね。

錦織圭にそこまで期待するのは酷ですが、
一つずつランクを上げられるよう応援したいと思います。



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