現在開催中のBNLイタリア国際。
昨日3回戦が行われましたが、
ジョコビッチがベルッシに0-6を喫すなど
珍事が続出した日となりました。
感想をまとめます。
錦織はガスケに連勝
前大会のマドリード・オープンに続き
錦織圭対ガスケの対戦となりました。
試合結果は6-1、6-4で錦織の勝利。
対ガスケ戦6連敗の後の2連勝で
準々決勝進出を決めました。
私はTVで試合を観戦しましたが、
この日の錦織は強かったですね。
2回戦で試合途中に薬を飲むなど
連戦による体調不良も心配していましたが
日程的に1日休息を取れたことで
疲労も回復したみたいですw
これで今大会もベスト8以上が確定。
最近の錦織は
安定した成績を残せているので
その点は評価できますねw
あとはマスターズ以上の大会での
タイトルが欲しいところですが。
ジョコビッチがベルッシに0-6を喫す
錦織は順当に(?)勝利したものの
この日の3回戦は色々なことが起きました。
まずジョコビッチがベルッシに
第1セットを6-0でとられるという事件。
ベルッシは世界ランク37位のブラジル人選手。
今シーズンの成績も7勝13敗と
そこまで強い選手とはいえません。
そのベルッシが世界ランク1位のジョコビッチを
6-0で完封しちゃったんですから大ニュースですw
6-0ということは、
ジョコビッチは自分のサービスゲームを
3回連続でブレークされたということです。
これは正直信じられない出来事です。
テニスの試合では
実力が拮抗している選手同士の試合でも
6-1とか6-2になることは結構ありますが
6-0というのは滅多に見られません。
実力差のある選手同士の試合だったら
アマチュアの試合なんかでも良くありますけどね。
しかもジョコビッチが6-0でとったのではなく
取られたんですからなおさらです。
TV中継がなかったので
この試合の様子は観戦できませんでしたが、
どんな試合だったのか観たかったですねw
考えられるのは
・ジョコビッチの調子が相当悪かった
・ベルッシのプレーが相当良かった
のどちらかってことになるんでしょうかね?
はじめにこのスコアを見た時、
以前あったように、
「試合中に体調不良とかアクシデントでもあったのか?」
なんてことも考えたんですが、
その後も試合は続き、
結果的にはジョコビッチが逆転勝ちしていますから
そういうことでもなかったみたいです。
しかしまあ、
こんな屈辱的なセットの取られ方をしても
しっかり逆転勝ちしてしまうジョコビッチは
さすがというところでしょうか?
6-0は「6タコ」?「ベーグル」?
余談になりますが、
テニスの試合で6-0のスコアになると、
私がやってた頃は
「6タコ」とか「ダンゴ」とか言ってました。
6-0というスコアでセットを失うことは
選手にとっては屈辱的で、
同じセットを失うにしても
0-6と1-6以上では心情は大きく違います。
私なんかも
勝てそうにない相手だったとしても、
「最低でも1ゲームは必ずとってやる」
と0-6になることだけは絶対に回避しようとしたものですw
で、今回のジョコビッチの0-6について
世間の反応や感想をチェックしようと
ツイッターを見てみたんですが、
「ジョコビッチがベーグル焼かれてる」
みたいな感じで
「ベーグル」
という言葉がよく使われてました。
「6タコ、ダンゴ」というのはもう古くて
最近では「ベーグル」って言うんでしょうかね?
私は初耳でしたのでちょっと驚きましたw
ベルディヒが連続ベーグル
ジョコビッチの試合だけでも驚きでしたが、
更にそれを超えるかもしれない衝撃のスコアがwww
第8シードのベルディヒ(ベルディハ)が
第12シードのダビド・ゴフィンと対戦し、
0-6、0-6のストレート負けw
なんと12ゲーム連続で
ゴフィンがとり
まさに完全勝利で試合を決めましたw
「連続ベーグル」
「ダブルベーグル」
とでも言うべきスコアでしょうか?
ジョコビッチの0-6も見た記憶が無いですが、
シード選手同士の試合で、
6-0,6-0というのもおそらく見たことが無いですね。
ベルディヒにしてみれば
こんなに屈辱的なことはないでしょうけど
珍事というものは滅多に見れないのに、
出る時は同じ時期に重なったりするから不思議ですw
(同日追記)
見落としていましたが、
この日はマレーもシャルディー相手に第1セットを6-0でとってましたw
見落としていましたが、
この日はマレーもシャルディー相手に第1セットを6-0でとってましたw
この日は他にも波乱が
珍事といえば上述の2つになりますが、
この日は波乱もありました。
フェデラーがティエムに負けた
錦織の次の対戦相手と予想していた
第3シードのフェデラーが
第13シードのドミニク・ティエムに
6-7(2-7)、4-6でストレート負け。
休養から開けたばかりで
まだコンディションが良くなかったものの
それでも負けたのは驚きでした。
ティエムも思い切ったプレーが良かったですけどねw
彼自身も対フェデラー初勝利だったみたいです。
錦織がこのティエム相手に
どういう試合をするのか楽しみです。
ワウリンカもモナコに敗れる
そしてもう一つ。
第4シードのスタン・ワウリンカ(バブリンカ)が
フアン・モナコにフルセットの末敗れました。
昨年の全仏オープンで
初優勝そして生涯グランドスラムを狙う
ジョコビッチを破り優勝したワウリンカですが、
ここ最近はあまり良い結果が出ていませんね。
試合を観ていないのでなんとも言えませんが、
このところの不調(?)はちょっと心配です。
個人的に
彼の片手バックハンドが大好きなのでwww
(関連記事)
⇒ ワウリンカの読み方が相変わらずバブリンカな件
あとは順当?
あとはフェレールも負けてしまいましたが、
たしかに彼はクレーが得意ですけど、
まあ年齢的な部分も影響してるかなと。。。
ということで、
それほど驚きはないですw
あとは、ナダルがキリオスに勝利。
フルセットでしたけど、
まあこれも順当といえるレベルですねw
キリオスも成長著しい選手ですが
ビッグ4に勝つには
もう少し時間がかかるかな?
最後に
以上のように
色々と珍事や波乱があった3回戦ですが、
ジョコビッチは結局勝ち残ってますし、
錦織が優勝するためには、
ジョコビッチを越えていかなければならない
というのは変わりません。
まずは今日のティエム戦。
夜中の4時試合開始予定だそうなので
おそらく観戦はできませんが、
勝ってジョコビッチと対戦して欲しいと思います。
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