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錦織圭ジョコビッチ戦感想 驚異の粘りを見せるも勝てない【マドリードOP2016】

テニス
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マドリード・オープン2016の準決勝。
ジョコビッチとの対戦は、
錦織のストレート負けw

試合終盤、
驚異的な粘りを見せましたが、
今回も勝てませんでしたw

感想をまとめます。



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錦織ジョコビッチ戦の試合結果と経緯概要


まず試合結果と経緯概要を記します。

試合開始は深夜3時過ぎでしたが
私はライブで
試合を観戦してしまいましたw

錦織圭 36(4) 0
ジョコ 67(7) 2

試合経緯の概要
(※D:デュース、DF:ダブルフォールト、DS:ドロップショット、BP:ブレークポイント、DTL:ダウンザライン)

第1セット(ジョコのサーブから)
第1G
いきなり錦織が0-40とトリプルブレークポイント。
しかしジョコはサービス3本でデュースに戻す。
結局ブレークできずw

第2G 40-15からキープ
第3G デュースまで追いつくもブレークできず
第4G 40-30からキープ
第5G 40-30まで行くもブレークできず
第6G 40-15からキープ
第7G ラブゲームキープ
第8G
30-40、Dからブレークされる(DでDSミス)

第9G
40-30からキープし6-3でジョコがセットを獲る。

第2セット(錦織のサーブから)
第1G
30-40からD3回の末キープ(BP2回しのぐ)

第2G 40-15からキープ
第3G 40-30からキープ
第4G 0-30から4本連取されブレークできず
第5G
0-30から30-30、D3回の末ブレークを許す(BP3回)

第6G ラブゲームでキープ
第7G 40-15からキープ
第8G 30-40からDの末ブレークできず
第9G 40-30からDの末キープ
第10G
40-0からD2回の末錦織がブレークバック(DF2回BP1回)

第11G 40-30からDの末キープ
第12G 40-30からDの末キープ

タイブレーク(錦織のサーブから)
1P目 錦織のショットがアウト(ミニブレーク)
2P目 錦織がストロークをネットにかける
3P目 錦織がストロークエース(ミニブレーク)
4P目 ジョコのDTLがアウト
5P目 ジョコのリターンがネット
6P目 錦織リターンミス
7P目 ジョコがサーブで崩してストロークエース
8P目 錦織のフォアクロスが僅かにアウト(ミニブレーク)
9P目 ジョコのストロークがアウト
10P目 サービスポイントでジョコにマッチポイント
11P目
最後は錦織がストロークをネットにかけ
7-6(7-4)でゲームセット

ざっくり記録しながら見てましたが
こんな感じの展開でした。
(間違ってる部分があったらすみませんw)

感想としては複雑


ジョコビッチとは10度目の対戦でしたが
錦織は今回も勝てませんでしたw

この試合を観た感想としては、
ポジティブなものネガティブなもの
両方あってちょっと複雑なものとなりました。

ジョコビッチには勝てないか?


試合開始早々の第1ゲーム。
錦織はいきなり3本連取。

最初の3ポイントを観た時は
「いけるか?」
と思いましたが
ジョコビッチがそこから
サービスをきっちり決めてきて
キープされちゃいましたw

その後も
ポイントでは競ることはあるものの
あと1ポイントが取れないw

この試合を観ていて感じたのは
ジョコビッチは大事な局面では
ギアを上げてしっかりポイントをとっている点。

それ以外の場面で
手を抜いていたというわけではないですが、
「まだ余力を残していた」
と感じるほど
要所でのジョコビッチは
更に強くなっていましたw

競っているように見えて、
「勝負どころでポイントをきっちり取れる
ジョコビッチには余裕があった」

と感じたんですよね。

この力関係を考えると
「錦織はまだジョコビッチには勝てないのか?」
と思ってしまいますねw
(過去に2度勝っている事実はあるけど)

錦織の驚異的な粘りに興奮


試合全体の感想としては
上述のとおりなんですが、
私が驚き興奮したのは試合終盤。

第2セットも先にブレークされ
4-5で迎えた第10ゲーム。

40-0とジョコビッチが
トリプルマッチポイントの場面です。

普通ならこれで終わります。
私も諦めましたw

でもここから錦織は3本返し、
デュースの末ブレークバックしちゃったんです!!

確かにこのゲームで
ジョコビッチは2回ダブルフォールトをおかしました。
それでもジョコビッチのサービスゲームで
積極的に攻撃をしかけ、
ポイントを奪った錦織のメンタルの強さは
正直信じられないレベルです。

このメンタルは間違いなく
世界トップレベルだと思いました。

このブレークバックから数ゲームは
2014年の全米オープンで
ジョコビッチに勝った時のような
雰囲気を感じたんですけどね。

今日はここから
更にひと伸びがなかったかな?
(それだけ全米の時がゾーンに入ってたということですが)

サーブでポイントを取れないのは圧倒的に不利


ジョコビッチに限った話ではないですが、
海外の選手は長身の選手も多く、
自分のサービスゲームを
強力なサーブで優位に進めることができます。

ジョコビッチも
錦織にポイントを先行された場面で
サービスだけでしのいだ場面が何度かありました。

「サーブでポイントを取れる」
というのはかなり大きいですねw

一方の錦織は、
これでも以前と比べれば進歩しているでしょうが
サーブでポンポンと
ポイントが取れるわけではありません。

逆にセカンドサーブになれば
相手に叩かれてポイントを失うことも多いくらいですw

並の選手相手なら
その後のストローク戦で
ポイントを奪えるので目立ちませんけど
ジョコビッチ相手だと、
このサーブ力の差は錦織にとって圧倒的に不利ですねw

今後ジョコビッチやナダル、
マレーやフェデラーなどを相手にしても
コンスタントに勝てるようになるためには
更にサーブ力を上げていかないと厳しいかな
とは感じましたね。
(身長の問題があるので限界があるでしょうがw)

錦織がジョコビッチに勝つ確率は2割


この試合で錦織は
ジョコビッチと10回戦いました。

通算成績は2勝8敗。
2014年の全米で勝って以来7連敗ですw

時間的な幅もありますし、
その間に双方実力も変化しているとは思いますが
それらを無視すれば、
「錦織がジョコビッチに勝つ確率は2割」
ということになります。

まあここまでの試合を観ていると
「妥当な数字かなあ」
とは思いますね。

本当は4割位はありそうかなと
実力は近づいているようにも感じていましたがwww
でも悔しいけどこれが現実ですね。

ジョコビッチが
世界ランク1位を維持し続けている
のには理由があるわけで
錦織にはまだそれが足りないってことでしょう。

例えば、
重要な局面でギアをあげられるとか
ファーストサーブがきっちりと決まるとか。

ただ、現時点で
「錦織はピークを過ぎた」
とは思っていませんので
まだ強くなれると思います。

近い将来、
ジョコビッチに普通に勝てる日が来ることを
期待したいと思います。

いい試合でした。

このジョコビッチ戦、
再放送があるのかわかりませんが、
見る機会があったら
終盤だけでも見ておいて損はないかと思いますよ。

(PS.)
決勝戦はジョコビッチ対マレーになりましたね。

ナダル対マレー戦もTV観戦しましたが、
ナダルはちょっとミスが多かったですねw

さすがにあれでは勝てないですね。
これではまだ完全復活とは言えないか?



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