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ウィンブルドン2016決勝の感想 マレーがビッグ4の意地を見せた

テニス
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ウィンブルドン2016の男子シングルス決勝戦。
マレー対ラオニッチの感想です。

ビッグ4の一角であるマレーが
意地を見せて優勝しましたね。
ラオニッチは残念でしたw



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男子シングルス決勝戦の結果


男子シングルスの決勝戦は
マレー対ラオニッチとなりました。

チリッチと素晴らしい試合をしたフェデラーは
残念ながら準決勝でラオニッチにフルセット負けw

試合途中に足を痛めたみたいですし、
2試合続けてのフルセットは
さすがにきつかったのかもしれませんね。

ということで
決勝戦の結果です。

A.マレー  67(7)7(7) 3
ラオニッチ 46(3)6(2) 0

結果はマレーが3-0のストレート勝ち。
3年ぶり2度目の優勝を飾りました。

マレーがビッグ4の意地


決勝戦は初優勝を目指すラオニッチに対し、
マレーがビッグ4の意地を見せた形になりましたね。

終わってみれば、
優勝はまたビッグ4。


今大会はナダルが欠場し、
ジョコビッチがまさかの3回戦敗退。


ラオニッチはフェデラーを倒したものの
ビッグ4最後の砦マレーに屈しましたw

やはりウィンブルドンは
ビッグ4が強かったという大会でした。

ラオニッチも強くなったが


決勝で負けはしたものの、
ラオニッチは本当に強くなりましたね。

準決勝でフェデラーに勝った試合なんかは
本当にミスが少なくて
一昔前に錦織が当たれば勝ってた頃の
彼とは全く違ってました。

ラオニッチはビッグサーバーですから
ウィンブルドンでは優位に立てたのは事実ですが、
それでもここまで勝ち上がってきたのは
紛れも無い実力の証明だと思います。

決勝戦もストレート負けとはいえ、
タイブレークが2回に実質1ブレークが1回ですからねw

今後はコートサーフェスが変わったとしても
錦織も簡単に勝てる相手ではなくなったような気がします。

ただ、決勝戦では
ちょっとマレーをリスペクトしすぎて
緊張してしまったんでしょうか?
それともGS初優勝を前に
プレッシャーが掛かってしまったのか?

ミスが少なく、守りの固いマレー戦の戦術として
「積極的に攻める(前に出る)」
と試合前から言っていたラオニッチですが、
ちょっとリスクをとり過ぎてたような気もします。

それまでの戦いぶりから比べると、
かなり早い段階でネット前に出ていましたが
自身の体勢が不十分だったり、
マレーを十分崩せていなかったりで
ボレーミスやパッシングを
決められることが多かった気がします。

確かに普通に打ち合っていては分が悪い
というのもわかるんですが、
もう少し組み立ててからでも良かったかなあ
という気がしないでもないです。

でもそれだけマレーは脅威だったんでしょうね。
リスクを取らなければ勝てないと感じるほど。

徐々に次世代が台頭してきつつある


ゆっくりではありますが、
ビッグ4に続く「次世代」の選手たちが
台頭してきつつありますね。

すでにGSタイトルをとっているワウリンカとチリッチ。
決勝まで進んだ実績のある錦織と今回のラオニッチ。

他にもベルディヒをはじめ、
ビッグ4を脅かすレベルの選手が
少なくなくなってきたように感じます。
(安定した強さという面ではまだまだかも知れませんが)

錦織圭は今大会、
左脇腹痛により4回戦棄権で終わってしまいましたが、
ライバルたちも力をつけてきているので
うかうかしているとあっという間に
追い抜かれてしまうかもしれませんねw

まずはケガの回復が先ですが、
全米オープン準優勝から2年が経とうとしていますし、
そろそろビッグタイトルに絡む成績がほしいところです。

外国人と比べると
身体的な不利はあるものの、
もう少しコンディション調整を工夫するか
フィジカルを強くするかしないと、
今後の上位争いに勝てなくなりそう
な気もして
ちょっと不安ではありますw

最後に


2016年のグランドスラム大会はあと一つ。
全米オープンを残すだけとなりました。

ただ今年はリオオリンピックがあります。
錦織も出場予定だったはずですが、
どうするんでしょうかね?

前にも書いたけど
個人的にはリオ五輪は捨てて、
全米オープンに集中した方がいいと思うんですが。。。

まあオリンピックに出るようなら
それはそれで結局応援するんですけど。



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