7月に入ると同時にウィンブルドン2019が始まりますね。
トーナメントの組み合わせドローも確定したみたいですので、男子シングルスのシード選手や賞金・獲得ポイント、放送予定などの基本情報をまとめていきます。
日本人選手は第8シードの錦織圭を含む4選手が出場予定です。
※なお、大会の基本情報については原則として最新記事の方で触れることとし、当アーカイブ記事ではドローや試合結果等の当該年度固有の情報を中心に残していきたいと考えています。
(※原則として記事執筆・投稿時点の情報となります。)
ウィンブルドンについて
ウインブルドンについては最新記事をご確認ください。
組み合わせドロー
<ドローサイズ> 128(128選手)
組み合わせドローが決定しましたので公式サイトで公表されているドロー表を掲載しておきます。
・男子シングルスドロー表(トップハーフ)
・男子シングルスドロー表(ボトムハーフ)
※英語表記なのと、スマホでは画像が小さくなって見にくいかもしれませんがご容赦ください。
男子シングルスは、日本人選手は4名が出場します。
ドローの上から順に見ていくと、
トップハーフでは西岡良仁が36番、ボトムハーフでは内山靖崇が75番、杉田祐一が95番、錦織圭が97番(第8シード)に入りました。
上位シード選手と位置関係
上のオフィシャルドロー表を元に日本語でシード選手を配置してみました。
なお、ドロー表に沿って選手名を入れていったので配置の調整はしていませんのでご了承ください。
(トップ4シードが4角に来るように調整していません)
ベスト32、又はベスト16が決まった頃に改めて組み合わせトーナメント表を作成する予定です。
(※別記事になると思います)
シード選手
シード選手は32名です。
上位16名のみ記載しておきます。
(※世界ランクは記事作成時の情報)
第1シード ジョコビッチ(世界ランク1位)
第2シード フェデラー(3位)
第3シード ナダル(2位)
第4シード アンダーソン(8位)
第5シード ティエム(4位)
第6シード A.ズベレフ(5位)
第7シード チチパス(6位)
第8シード 錦織圭(7位)
第9シード イスナー(12位)
第10シード カチャノフ(9位)
第11シード メドベージェフ(13位)
第12シード フォニーニ(10位)
第13シード チリッチ(18位)
第14シード コリッチ(14位)
第15シード ラオニッチ(17位)
第16シード モンフィス(15位)
第2シード フェデラー(3位)
第3シード ナダル(2位)
第4シード アンダーソン(8位)
第5シード ティエム(4位)
第6シード A.ズベレフ(5位)
第7シード チチパス(6位)
第8シード 錦織圭(7位)
第9シード イスナー(12位)
第10シード カチャノフ(9位)
第11シード メドベージェフ(13位)
第12シード フォニーニ(10位)
第13シード チリッチ(18位)
第14シード コリッチ(14位)
第15シード ラオニッチ(17位)
第16シード モンフィス(15位)
お気づきかと思いますが、世界ランクとシード順位(順序)が合っていないところがありますね。
これはウィンブルドンのシードの決め方が特殊なために起こる現象です。
(関連記事)
⇒ シードの順位・位置はどうやって決まるのか解説【テニスの場合】
⇒ シードの順位・位置はどうやって決まるのか解説【テニスの場合】
賞金
ウィンブルドン2019の賞金は以下のとおりです。
(※当記事作成時の為替レートを参考に、1ポンド=137円で計算)
今大会全体の賞金総額
3,800万ポンド(約52億600万円)
賞金総額(シングルス)
1,424.5万ポンド(男女シングルス同額でそれぞれ約19億5,157万円)
シングルスの賞金
優勝 235万ポンド(約3億2,195万円)
準優勝 117.5万ポンド(約1億6,098万円)
ベスト4 58.8万ポンド(約8,056万円)
ベスト8 29.4万ポンド(約4,028万円)
ベスト16 17.6万ポンド(約2,411万円)
3回戦 11.1万ポンド(約1,521万円)
2回戦 7.2万ポンド(約986万円)
1回戦 4.5万ポンド(約617万円)
優勝 235万ポンド(約3億2,195万円)
準優勝 117.5万ポンド(約1億6,098万円)
ベスト4 58.8万ポンド(約8,056万円)
ベスト8 29.4万ポンド(約4,028万円)
ベスト16 17.6万ポンド(約2,411万円)
3回戦 11.1万ポンド(約1,521万円)
2回戦 7.2万ポンド(約986万円)
1回戦 4.5万ポンド(約617万円)
公開されている資料によれば、大会全体の賞金総額で前年比+11.8%、シングルスの賞金で前年比+9.2%となっています。
(※優勝賞金は+4.4%)
また、資料をみて驚いたんですが、ダブルスって賞金が意外と少ないんですね。
優勝賞金が54万ポンド(約7,398万円)ですから、シングルスの賞金と比較すると結構な開きがある気がします。
しかもこれをペアで2等分するわけでしょ?
やっぱりシングルスで勝たないと大きくは稼げないってことでしょうかね?
今大会の見どころ
ウィンブルドン2019年大会の見どころを幾つか挙げてみます。
錦織圭は芝で好成績を残せるか?
まずは錦織圭から。
前哨戦となるノベンティオープン(旧ゲリーウェバーオープン)をケガで欠場したものの、6/26のエキシビションマッチ「アスポール・テニス・クラシック」でプイユにストレート勝ちしたそうですから、さほど問題はなさそうですね。
今大会は第8シードでの出場となりますが、あまり結果を出せていないウィンブルドンで好成績を残せるかに期待したいと思います。
やはり鍵になるのはサービスだと思います。
ビッグサーブを持たない錦織ですが、それでもファーストサーブの確率が良いか悪いかで試合の展開は大きく変わってくると思います。
錦織の対戦相手は順当なら
1回戦 モンテイロ(115位)
2回戦 ノリー(49位)
3回戦 デミノール(29位)
4回戦 イスナー(12位)
準々決勝 フェデラー(3位)
準決勝 ナダル(2位)
決勝 ジョコビッチ(1位)
という感じになりそうですが、どこまで勝ち進めるかは予想が難しいですね。
一つ目のヤマは4回戦のイスナー戦でしょうか?
もちろん3回戦までの試合も楽観視できるわけではないですけど。
イスナーはビッグサーバーですのでサービスゲームをブレークするのが難しい選手です。
全くチャンスがないわけでもないでしょうが、チャンスが来た時に確実にブレークしていかないと錦織は苦しめられそうな気はします。
錦織のサービスゲームは芝だから有利というわけでもありませんからね。
イスナーが相手なら、ここは接戦になっても仕方がないかなという試合ですね。
その後は順当ならビッグ4との連続対戦となります。
当然勝つことは簡単ではないですけどチャンスがないわけでもないでしょうから、対戦が実現したら楽しみです。
問題はその時まで体力を温存できるかどうか?
グラスコートの場合、クレーコートに比べると試合の展開が比較的早いので全仏オープンのときほど疲労蓄積を心配しなくても良いかもしれませんが、それでもグランドスラムは5セットですからね。
できる限り体力を温存して勝ち進めればそのほうが理想的です。
個人的には錦織にベスト8くらいまで残ってくれればという気持ちはありますが、他のトーナメントと比べると期待値は低めです。
もちろん全試合応援しますよ。
フェデラーが本命?
2019年はクレーコートシーズンのトーナメントにも出場したフェデラー。
例年に比べると体力の消耗は考えられますけど、芝コートはフェデラーにとっては得意と言って良いサーフェスです。
年齢を考えれば体力的な懸念がないわけではないですが、やはり本命として挙げるべき選手だと思います。
フェデラーのネットプレーは美しいので、できる限り長い時間プレーを楽しませてもらいたいですけどね。。。
杉田祐一の1回戦はナダルと
杉田祐一は1回戦でナダルと対戦することが決まりました。
もちろん勝つのが難しい相手ではありますが、今回はクレーコートではないので杉田にも見せ場はあるかもしれません。
都合が合えば試合を観戦したいと思います。
もしナダルに勝つようなことがあれば大金星ですから頑張って欲しいですね。
その他
ざっとドローを見てみましたが、ちょっと前まで上位ランカーだった選手たちがノーシードで入ってたりしますので、エリアによってはひとつ勝ち抜くだけでも厳しそうなところもありますね。
全員が全員、全盛期の状態ってわけでもないでしょうがネームバリューのある選手は地力を持ってたりするので大きな大会では強さを見せることもありますし、対戦する場合はやはり怖い相手だと思います。
試合を観る側からすれば早い段階で好カードが実現する可能性もあるので、それはそれで嬉しいですけどね。
ということで日本人選手の試合以外でも、面白そうな対戦カードを見つけたら観戦したいと思います。
最後に
以上、ウィンブルドン2019に関する情報をまとめました。
大きな大会になればなるほど錦織の快進撃を見たいところではありますが、まずはケガの無いように1試合1試合、棄権することなく最後まで戦ってもらいたいです。
もちろんその他の日本人選手の活躍も期待してます。
日本人選手が好成績を残せばそれだけ盛り上がりますからね。
いつものことではありますが、今大会も楽しみに観戦したいと思います。
当記事では触れていませんが、大坂なおみをはじめとする女子の試合や国枝慎吾・上地結衣の車椅子テニス(出場については未確認)の様子等にも注目しています。
管理人のキャパ的に記事を執筆できていませんが、機会があれば別記事にて触れたいと思います。
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