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錦織圭 ジョコビッチに完敗も心配の必要なし【ATPツアーファイナル初戦感想】

テニス
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ATPツアーファイナル2015が開幕しました。
錦織圭は初戦でジョコビッチと対戦。

試合結果はジョコビッチに完敗でしたけど
それほど心配する必要はないと感じましたね。

感想をまとめます。



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ジョコビッチ戦の試合結果


錦織圭の初戦の相手は
世界ランク1位のN.ジョコビッチ。

錦織圭    11 0
ジョコビッチ 66 2

試合時間1時間6分程度の短い試合でした。
結果はジョコビッチの圧勝。

錦織はサービスブレイクはおろか
自分のサービスゲームを
1回ずつしかキープできませんでした。

完敗しても心配の必要なし


確かに錦織はジョコビッチに完敗してしまいましたが
全く心配する必要はないと感じましたね。

先に言っておくと、
「心配ない」ってのは
錦織のケガの具合とか
テニスそのもののコンディションの話です。

優勝できるかとか、
準決勝進出できるかってのとは
また違う話ですので念のため断っておきますw

対戦相手はジョコビッチ


今日の試合は1-6、1-6で
あっという間に試合が終わってしまい
観てる人にしてみれば
確かにつまらない展開ではありました。

ただ相手は世界ランク1位のジョコビッチですし、
彼の強さを目の当たりにすれば、
錦織を応援したい気持ちはあっても
これはもう「仕方ない」と思うしかないレベルです。

もう長いこと世界ランク1位にいると思いますが
今年のジョコビッチは特に強い!!

そんなジョコビッチと対戦した錦織が
全く歯が立たなかったのは
予想通りといえば予想通りです。

今のジョコビッチと対戦したら
大半の選手がこんな感じになるわけで
そのこと自体を心配する必要はないと思いますね。

またケガが再発するリスクを考えたら
あっさり負けたことは
体への負担が少なくて済んだので
むしろ良かったのかも?

錦織のショットも悪くなかった


試合は
ジョコビッチのサービスゲームは簡単にキープされて
錦織のサービスゲームはなかなかキープできない

という苦しい展開。

ジョコビッチのサーブは、
1stはエースになる程の厳しいコースとスピード。
2ndは回転の掛かった高く弾むボールで
錦織もリターンに苦労してました。

リターンの上手い錦織でも
ちょっと厳しかったですね。

一方、錦織のサーブは
エースを何本も取れるほどのスピードと確率ではないし、
2ndになれば甘くなったところを叩かれる
という展開になりやすいので、
今日の試合もそんな感じになりました。

錦織の良さが出る場面ってのも
そんなに多くはなかったですけど、
それでも私が観た感じとしては
ダブルフォールトとかミスショットも確かにあったけど
ジョコビッチ相手に錦織らしいプレーは
できてたんじゃないかなと思いますね。

ジョコビッチが良すぎてかすんじゃいますけど
ゲームを奪うほどではないにせよ
ポイントポイントでは
ジョコビッチですら動けないようなショットも決めてましたし、
ストローク戦でも上手く組み立てて
最後にエースを奪う場面も作れてたと思います。

確かに最近勝ててませんでしたし、
ケガなどのトラブルも続いたため
不安な気持ちはありましたが
調子が悪いという感じでもなさそうに見えました。

ただいかんせん相手はジョコビッチ。
普通なら決まっているストロークも
ジョコビッチだと返ってきますし
それも厳しいボールだったりしますから
最終的に錦織がミスしたり、
切り返されてポイントを失うシーンが
多くなっちゃったんですよね。

ジョコビッチの安定感とプレースメント


ジョコビッチの強さは
抜群の安定感と恐ろしいほどのプレースメントスキル。

プレースメントってのは
いわゆるボールコントロールです。

一般的に錦織は
「ストローク戦に強い」
「ストロークが武器」

と言われますが、
ジョコビッチと比較すると、
単発的なスーパーショットはあっても
総合力ではジョコビッチに遠く及びません。

その一つが「安定感」です。
相手にどんなボールを打たれても
そのボールをさらに厳しいところに打ち返せる力。
もちろんミスがないわけではないですが、
圧倒的に少ないですね。

今日の試合でも
錦織がどんなに厳しいショットを打っても
ジョコビッチがそのボールを返してくるわけです。

そうなると錦織は
「さらに厳しいコースに打たなければ」
とプレッシャーがかかっていき
自滅(ミス)がしてしまうわけです。

そしてもう一つがプレースメントスキル。
ただ相手コートに打ち返しているだけではなく、
コートのラインギリギリ、
コースギリギリにきっちりと
コントロールされているのがすごいです。

ボールが浅くなれば
錦織にも攻撃のチャンスはあったと思いますが
ほとんどのボールがベースラインギリギリとか
サイドラインギリギリですからね。

ストロークも常にハードヒットしているわけではなく
厳しいコースを突いて相手を追い詰める上手さも持ってるのが
相手としては厄介ですねw

今日はこれが世界1位の実力なんだなあと
改めて実感させられました。

錦織が世界ランク1位になる日は遠い?


昨年の全米オープン準決勝で
ジョコビッチに勝ったことで
ビッグ4を超える日も近いとか
錦織が肩を並べたとか騒がれましたけど、
ジョコビッチはあれから更に強くなって、
錦織との差はまた広がってしまったように感じます。

現時点での実力を考えると
錦織が世界ランク1位になる日は遠い
というか1位になることができるのかどうかも危うい
というのが現実だと思います。

でもそれも問題ないです。
ジョコビッチだってビッグ4と呼ばれながら
世界ランク1位になるまでには何年もかかってますから。
フェデラーやナダルの時代が長かったですからね。

そのジョコビッチが今になってようやく
圧倒的な強さを身に着けたわけですから。
錦織なんてまだ上位に上がってきて1、2年でしょ?

まだまだこの先、
強くなる余地は十分残ってると思いますよ。
本人の努力も必要ですけど。

ですから本当はもう少し長い目で
錦織の成長を見守ったほうがいいような気はしますけど
でも目の前の試合に一喜一憂しちゃいますねw

次の対戦相手は?


現時点では次の対戦相手は決まってませんが、
錦織はジョコビッチに負けたことで、
「フェデラー対ベルディヒの敗者」
と次に対戦することが決まっているようです。

つまり第2戦は、
「第1戦の勝者同士」
「第1戦の敗者同士」

の対戦になることは最初から決まってたんですね。

となると、次の対戦相手は
ベルディヒが濃厚でしょうかね?
(ベルディヒに失礼かw)

(2015/11/16追記)
フェデラーがベルディヒに勝ったため、錦織の次戦の相手はベルディヒに決まりました。
個人的には試合の順番としては一番いい流れだと思ってます。

であれば、ここは絶対勝って
第3戦のフェデラー戦で準決勝進出をかけて戦う
という展開にしたいところですね。

(関連記事)
ワールドツアーファイナル2015 錦織の対戦相手決定!!今回は勝てない?

今日の錦織の試合を観て
個人的にはケガの再発がなければ
ベルディヒには勝てそうな気がしてきましたけど、
ベルディヒの調子がわからないので
どうなるか楽しみです。

明日(11/16)はBグループの2試合が行われますので
錦織の第2戦は11月17日ですね。


試合開始時間は今日の例で行けば

第1試合が日本時間で23時
第2試合が翌朝5時


です。
23時開始なら観戦できるけど、
早朝5時開始だったら無理だわwwww

23時開始と錦織の勝利をを祈って。



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