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錦織圭ナダル戦感想 トイレットブレークは作戦ではないでしょ【リオ五輪3位決定戦】

錦織圭ナダル戦感想 トイレットブレークは作戦ではないでしょ【リオ五輪3位決定戦】

リオ五輪テニスの3位決定戦。
錦織圭はナダルと対戦し、
フルセットの末勝利。

勝因として
「トイレットブレーク」
をあげるメディアや人もいますが、
さすがに作戦ではないでしょ。

試合の感想をまとめます。


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錦織ナダル戦の試合結果


錦織圭はナダルと3位決定戦を行いました。

錦織圭 66(1)6 2
ナダル 27(7)3 1

第1セットを先取し、
第2セットもナダルから2ブレークを奪い、
ストレート勝ちの可能性もあったわけですが、
そこから錦織のミス、ナダルの反撃などがあり、
結局錦織はセットを落としてしまいます。

迎えたファイナルセット。
先にブレークしたのは錦織。

その後は自分のサービスゲームを守りきり
6-3でナダルを退け、
日本人として96年ぶりのメダル獲得となる
銅メダル
を手にしました。

錦織の出来は良かった


錦織の出来はマレー戦と比べると
良かったように見えました。

ファーストサーブの確率はあまり高くなかったですが
それでもポイントが取れてましたし、
ストロークではナダルに打ち勝ってたと思う程。

そのおかげで終始、
錦織優勢で試合を進められたのは大きかったです。

第2セット5-2の場面から
2回続けて錦織が
サービスゲームをブレークされましたけど
あそこで失いかけた流れを
第3セットで引き戻せたのは、
錦織が一回り強くなったことの現れでしょうか?

流れ的には
第2セットで決めきれなかった時点で
ナダルの逆転勝ちパターンでしたからねw

ナダルは疲労が残ってた?


一方のナダル。
個人的な印象では、
デルポトロ戦よりも
状態は悪かったように思います。

まるでモンフィス戦の後の
マレー戦での錦織みたいな感じ。

やっぱり激戦の翌日の試合ってのは
心身の疲労が残ってしまうんでしょうかね?

ナダルは今大会全種目出場していましたからね。
ミックスダブルスは棄権したものの、
ダブルスでは優勝(金メダル)してますから、
試合数も多くこなしてるわけで、
加えてデルポトロとの大接戦を演じた後ですからね。

第2セット2-5から挽回した粘りは
さすがナダルといったところですが、
試合全体を通じて
本来の底力を発揮するだけの
体力・精神力は残っていなかったんでしょう。

当ブログの訪問者の方で
「ナダルは衰えた」
「ナダルはもう勝てない」

と思っている方も多いようですが
今回の試合では、そう言い切れないと思います。

私も一時そう感じたことがあり、
記事も書いていますが、
今回は全く状況が違います。


・左手首の故障明け最初の大会だったこと
・上述の通り連戦による疲労の蓄積が予想されること

 (本人も試合後にコメントしてます)

もちろん世界ランク1位に君臨していた頃の
ピークの状態には届いていないかもしれませんが
デルポトロ戦や錦織戦で見せたプレーは
私が不調と感じていた頃とは全く別物に感じました。

今後ピーク時のような強さは
期待できないかもしれませんが
まだまだ第一線で活躍できる
強さを持っている選手だと思います。

トイレットブレークは錦織の作戦?


さてこの試合のキーポイントとして
ニュースなどでも話題になっている
第2セット終了後の錦織の「トイレットブレーク(ブレイク)」

待たされたナダルが苛立ち、
審判にクレームを言うなど、
メンタルに影響を与えたということもあり、
一部のメディアでは、
「巌流島の宮本武蔵戦術」
などと表現しているようです。

実際、この試合のTBは長かったですね。
なぜ錦織はトイレットブレークが長くなり遅れて戻ってきたのでしょうか?
何かそうならざるを得ない理由でもあったんでしょうか?

ちなみに、
ATP(男子プロテニス協会)ツアーのルールでは、
「1試合に一度だけ、5分間のトイレットブレークを取得できる」
とされているようですが、
今回のオリンピックはATPではなく
ITF(国際テニス連盟)のルールが適用されます。

ITFのルールでは、
時間の制限は明記されていないということで
ルール上は何の問題もないということになります。
(だから審判も特に錦織に対してペナルティは与えなかった)

ただ一般的には
5分程度というのが常識だったわけで
11分とも13分とも言われている錦織のトイレットブレークは
ブーイングや批判の対象になるのも理解できます。

錦織の作戦だったのか?


果たして長いトイレットブレークは
錦織の作戦だったのでしょうか?

個人的には
「錦織がそんなことするわけがない」
と思っていたわけですが、
TV番組でこんな話を耳にしました。

TBSのひるおびに出演していた
沢松奈生子(だったと思います)が
「あれは作戦ではなく、トイレに誘導した係の人のミス」
とコメント。
※ミスというかグッジョブ!と言うか。。。

二人は同時にトイレットブレークをとったものの、
ナダルが近い場所にある
試合会場の第1コートのトイレだったのに対し、
錦織はセンターコートにある
遠い場所のトイレに誘導されたらしいんです。

選手同士が同じトイレにならないように、
という配慮だったのかは不明ですが、
もしこれが事実なら、
「単に移動に時間がかかっただけ。」
ということになります。

もちろん「腹痛」など
時間を要するアクシデントがあったのかもしれませんけどね。

錦織本人がコメントしてくれれば確実ですが、
沢松奈生子も断言してましたし、
嘘を言ってるとは考えにくい。

関係者から何かしら情報を聞いたんだろう
と推測できますので普通に信じていいんじゃないでしょうかね?

ということで、
結果的に錦織にとって
プラスに働いた可能性はあるものの
意図的に「宮本武蔵作戦」を狙ったわけではない
と私は結論づけたいと思います。

ですからこれ以上メディアで
「宮本武蔵作戦」とか騒いでほしくないですねw

最後に


錦織がナダルに勝ったのは2度目。
これで通算対戦成績が2勝9敗になりました。
それでもまだ2割程度の勝率です。

ランキングポイントには全く影響はありませんが、
今大会で厳しい試合を乗り越えた結果は
必ずツアー大会にも生きてくると思います。

次はすぐウエスタン&サザンオープン、
そして全米オープンと続きます。

今度はツアータイトルを目指して欲しいと願います。

ひとまずお疲れ様でした。

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