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ナダルデルポトロ戦感想 驚異の粘りを見せるも最後に落とし穴【リオオリンピック準決勝】

テニス
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リオオリンピック準決勝第2試合。
ナダル対デルポトロ戦も観戦しましたので
感想をまとめたいと思います。

ナダルが驚異的な粘りを見せ、
まるで錦織モンフィス戦を観ているかのような
似たような展開となりましたが、
最後に落とし穴がありました。



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ナダル対デルポトロの試合結果


ナダル対デルポトロの試合結果は以下のとおりです。

ナダル   746(5) 1
デルポトロ 567(7) 2

まるで錦織モンフィス戦のような
試合展開となりました。

試合はデルポトロが勝利。
ジョコビッチに続きナダルにも勝利。

決勝では「ビッグ4」3人目のマレーと対戦します。

試合の展開


第1セットは時折スコア推移のみチェック。
第2セット途中からネットでライブ中継を観戦しました。

記録を取っていなかったので
記憶を頼りに大雑把な試合の展開を書いてみます。
(間違ってたらすみませんw)

第1セット


お互い譲らず5-5まで進み、
第12ゲームでナダルがブレーク。
7-5で先取。

第2セット


このセットも両者譲らず。
第9ゲームでデルポトロが
ナダルのサーブをブレーク。

第10ゲームをキープし第2セットを取る。

第3セット


サーブはナダルから。

両者サービスキープが続き4-4。
第9ゲームでデルポトロがブレークに成功。

後がなくなったナダルは、
第10ゲームをラブゲームでブレークバックし5-5。

第11ゲームナダルが0-40のピンチ。
しかしこれを跳ね返してキープ。

第12ゲームはデルポトロキープで
タイブレークに突入。

サーブはナダルから。
1ポイント目をデルポトロがミニブレーク。

デルポトロが2本キープし3-0リード。

ナダルが2本キープし3-2。

デルポトロが2本キープして5-2。

ナダルが2本キープして5-4。

デルポトロが最初の1本目をキープし
6-4でマッチポイント。

デルポトロ2本目をナダルがミニブレークし、
6-5と実質追いつく。

ここからナダルのサーブが2本。

ストローク戦の末、
ナダルがチャンスボールを
逆クロスに叩くもこれがまさかのアウトw
(タイブレーク7-5)

ここまで驚異的な粘りを見せたナダルですが
やっと追いついた矢先に
まさかのミスで試合を落としました。

錦織モンフィス戦のような展開


この試合はまるで
錦織モンフィス戦を観ているかのような
似たような展開となりました。

サーブの順番やスコアなど
細かい点は異なりますが、



・ナダルが第1セット先取
・デルポトロが取り返す
・ファイナルセットはタイブレークに突入
・流れはややデルポトロ
・ナダルが粘りで押し返す
・タイブレーク序盤で差がつく
・マッチポイントを先に握られたナダル
・土壇場でブレークバック



など、
「ナダル=錦織、デルポトロ=モンフィス」
と置き換えると似た感じの展開になってます。

そのため、
「これはナダルの逆転勝ちがあるかも?」
と期待して観ていました。
(デルポトロも好きですが私はナダルファンなのでw)

最後に落とし穴


しかしこの試合では最後に落とし穴がありました。

タイブレークは1ブレーク差でしたが
マッチポイントを握られた後
1本返してイーブンに戻したナダル。
(スコアは5-6ですが次がナダルのサーブなので)

そして12ポイント目は
ストローク戦になりましたが、
ナダルが優位に展開し
浅めのチャンスボールをきっちり決めれば
スコア上でもイーブンになるはずだったんですが。。。

これは意外な落とし穴でしたねw

ナダルとしてもまさかのミスだったと思いますし、
観ていた私も「まさか」という感じでしたから。

そんなわけで、錦織のような
「劇的な逆転勝ち」
はなりませんでしたw

ハイレベルな試合だった


この試合も素晴らしい試合でした。

錦織モンフィス戦も凄い試合だったと思いましたが、
「もしかしたらこの試合のほうがレベルが高かったかも?」
と思ってしまうくらい内容の濃いものでした。

デルポトロは
「さすがジョコビッチに勝った選手」
と納得できるほど、
かつての強さが戻っている印象でしたし、
ナダルも、
「これがドクターストップかかった選手のプレーか?」
と疑いたくなるほど強烈なショットを
バンバン打ってました。

デルポトロはサーブも速いですが、
ストロークも強力な選手です。

そのため、
ストロークプレイヤーのナダルとの
ラリーの応酬は世界最高レベルといっていいほどで
観ていた私は
「すげえラリーだわw」
と思うしかなかったです。

どちらもピンチといえる場面はありましたが
それをはねかしてキープしたり、
ブレークされたらすかさずブレークバックする。

どちらに転んでもおかしくない
息の詰まる状況の中
これだけのプレーができるんですからね。
さすがは(元)トップランカーですw

ナダルの驚異的な粘り


錦織の粘りもすごいですが、
「元祖粘りの王者」といえばナダル。
(私が勝手にそう思ってるだけですw)

この試合でも本領を発揮してくれました。

第3セット4-4からブレークされた時は
終わったと思いましたが、
次のゲームをラブゲームで取り返してしまうんですからねw

タイブレークでマッチポイントを握られた場面でも
ミニブレークバックしちゃうし。。。

それだけに、
最後のミスは痛かったですね。

タラレバは言っても仕方ないですが
もしあそこを決めて6-6にしていたら
もしかしたら勝ってたかもしれませんね。

まああのミスショットはともかく
ナダルを相手にこれだけハイレベルな試合をして
勝ち切ったデルポトロを賞賛しましょう。

錦織はナダルに勝てるのか?


この結果、錦織の3位決定戦の対戦相手が
ナダルになってしまいましたw

個人的には
デルポトロとの試合を観たかったんですけど。
まあ仕方ないです。

※3位決定戦なんてやるなよ、という気持ちも出てきますねw
 両者銅メダルでいいじゃん、って。


正直この試合を見た後では、
錦織が勝てる気がしません。
それだけ強烈な試合でした。

ただこれは戦前の予想に過ぎませんし、
錦織は昨年ナダルに勝っていますので、
可能性がないわけではないです。

後はコンディションとか
諸々の要因が絡み合って
その時の試合結果が決まると思いますので
錦織の勝利を信じて、
最後まで応援したいと思います。

勝てば銅メダルの快挙ですが、
負けても何も恥じることはない堂々たる成績です。

この後にウエスタン&サザンオープン、
全米オープンが控えていますが、
ケガをしないレベルで最高のプレーをして欲しいと思います。



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