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マスターズなのに錦織圭が出場してなかった理由【モンテカルロ】

テニス
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モンテカルロ・ロレックス・マスターズは
ナダルがモンフィスに競り勝ち、
4年ぶり9度目の優勝を飾りました。

そういえばこの大会はマスターズ。
なのに錦織は出場してませんでしたね。

「なんで?」って思った方に
その理由を簡単に説明します。



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モンテカルロは特殊なマスターズ


マスターズ1000というのは
大会のカテゴリー(格付け)のことです。

グランドスラムと言われる四大大会が最上位で、
その下に位置するのがマスターズ1000です。
更にその下に、
ATP500、ATP250と続きます。

当然成績に応じて獲得できるポイントも
グランドスラム大会に次いで多くなっています。
(優勝で1000pt、準優勝で600ptなど)

一般的に格付けの高い大会ほど
ドロー数(出場者数)が多く、
賞金も高い傾向にありますが、
同じマスターズでもばらつきがありますね。

で、グランドスラムとマスターズに関しては
ランキング上位選手に対して
「出場義務」が課せられています。

ケガ等のやむを得ない場合を除き、
必ず出場しなければいけないんですね。

そしてマスターズ大会での獲得ポイントは
仮に欠場や棄権により、0ポイントだったとしても
他の格下の大会よりも優先して
ポイント計算に組み込まれてしまいます。

(※ATPツアーのポイントについてはこちらの記事を参考にしてください)
ATPツアーファイナルの賞金や獲得ポイントなど解説

そんな大事な大会なのに、
錦織圭は出場していませんでした。

「なんで?」
「怪我でもしてたの?」

と心配された方がいるかもしれません。
(錦織が怪我をしたという情報は出てませんでした。)

ATPツアーの仕組みについて
知っている方ならなんてことはない話ですが
実はこれ、何もおかしな話ではなかったんです。

マスターズ大会は年間9大会あるんですが、
今回の「モンテカルロ(ロレックス)マスターズ」だけ
ちょっと特殊な大会
なんです。

本来なら出場義務が課せられている
マスターズ1000の大会にもかかわらず、
唯一、出場義務がない大会なんです。

出場義務が外された理由は
「ツアースケジュール上の選手への負荷を考慮」
した結果です。

とはいうものの
2016年はジョコビッチを筆頭に、
マレー、ワウリンカ、フェデラー、ナダルなど
トップランカーはほとんど全員出場していて
出場しなかったのは錦織くらいでしたけどねw

錦織は自身のツアースケジュールを組む際に
モンテカルロ(ATP1000)よりも
バルセロナ・オープン(ATP500)の方がベターだと判断し
モンテカルロは回避しているみたいです。
(バルセロナOPでは昨年一昨年と優勝(2連覇)してます。)

この時期の最大の目標は
グランドスラムの一つである
全仏オープンですから
自分に合わせたスケジューリングなら
特に心配する必要はないですね。

ナダルは連続出場


モンテカルロで優勝したナダルですが、
なんとバルセロナOPにも連続で出場するようです。
こういう調整の仕方をする選手もいるってことですねwww

その他の上位陣は出場しておらず、
ナダルが第1シードで錦織が第2シード。

昨年優勝している錦織ですが
今年は簡単には優勝できそうにないですね。

錦織よりランクは下ですが、
フェレールなど上位ランカーも出場していますし。

逆にここでナダルに勝って
優勝するようなことがあれば
全仏オープンに向けて大きな自信になると思います。
(お互いが勝ち進んで決勝で対戦した場合)

ナダルが完全復活したかどうかわかりませんが
クレーコートでは圧倒的な強さを誇っていますからね。

モンテカルロの決勝戦も
最終セットはモンフィスを6-0で退けてますし、
対戦相手が先に根負けしちゃうくらい、
ナダルの粘り強さ、しつこさは異常ですwww

錦織は休養十分のはずですから
ナダルとの決勝戦まで観てみたいですけどね。
どうなるでしょうか?



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