全米オープン2020 女子シングルスについて、ベスト32が決定しましたのでトーナメント表を作成し、今後は結果を反映していきます。
合わせて個人的に気になったトピックがあれば追記していきたいと思います。
女子シングルス ベスト32のトーナメント表と結果
女子シングルスのベスト32が確定しました。
トーナメント表形式に反映すると以下のとおりです。
大坂なおみがベスト32(日本人選手)
日本人選手は4名出場していましたが、大坂なおみだけがベスト32入りしました。
日本人対決となった土居美咲との1回戦はフルセットまでもつれましたが、2回戦はジョルジを相手に6-1、6-2と完勝。
3回戦ではコスチュクとの対戦が予定されています。
シード選手は波乱も?
女子シングルスは2回戦の一部が未消化となっており、記事作成時点ではベスト32が確定していません。
確定次第情報を更新していく予定ですが、記事作成時点でのシードダウンは12名(※29名中)。
上位どころでは第1シードのKa.プリスコバと第5シードのサバレンカが2回戦で姿を消しました。
大坂なおみをはじめ、上位シード先取は軒並み勝ち残ってはいますが、第1シードが消えていますので「波乱」と言ってもいいかもしれませんね。
3回戦のトピック
3回戦で個人的に気になったトピックを簡単にまとめていきます。
大坂なおみは辛勝
大坂なおみはコスチュクと対戦し、2-1で辛くも勝利しました。
第2セットはタイブレークの末に落としましたが、終盤ファーストサーブが入らずショットもミスが目立つようになり、メンタルの弱さが一瞬出た感じでしたね。
しかし試合全体としては落ち着いてプレーしていたように感じました。
第3セットも0-40のピンチがありましたがここを耐えてしのぎましたし、日和る(ひよる)わけでもなく自暴自棄になるわけでもなく、大坂なおみらしいプレーを貫いて見事勝利したと感じました。
精神的にも成長できてるのかな?
しかし、コスチュクもまだ18歳で世界ランクは137位だそうですが、末恐ろしいポテンシャルの持ち主ですね。
今後が楽しみな選手の一人です。
キーズは途中棄権
その他では、第7シードのキーズがコルネとの対戦で1セットダウンから途中棄権。
3回戦に残っていたトップ8シードでは、このキーズ以外は順当に4回戦進出を決めています。
4回戦のトピック
試合は観戦できませんでしたが、結果を見て気になった点を挙げてみます。
セリーナはフルセット勝ち
第3シードのセリーナウィリアムズはサッカリを相手にフルセット勝ち。
やはり強いですね。
ケニンはストレート負け
第2シードのケニンは第16シードのメルテンスにストレート負け。
個人的にはちょっと意外な結果でした。
準々決勝のトピック
準々決勝のトピックを書いていきます。
大坂なおみは快勝
第4シードの大坂なおみ(世界ランク9位)は世界ランク93位のシェルビーロジャースと対戦し、6-3、6-4のストレート勝ち。
過去の対戦では3戦全敗の相手だっただけに、試合前は不安もあったようですが、その難敵を相手に快勝しました。
これで大坂なおみは準決勝進出(ベスト4)。
いよいよ2度目の優勝が射程圏内に入ってきましたね。
あと2つ、いいプレーを続けて欲しいと願います。
セリーナが底力を見せてベスト4
セリーナウィリアムズは準々決勝でもフルセットマッチに。
1セットダウンからの逆転勝ちで準決勝進出(ベスト4)を決めています。
やはり世界ランク1位経験者の底力は侮れませんね。
ちなみにベスト4は、大坂なおみ、ブラディ、セリーナ、アザレンカの4選手に決まりました。
男子ほど順当な結果とは言えませんが、大坂なおみ対セリーナの2度目の決勝戦も可能性が出てきましたね。
まあまずは準決勝に勝たないことには始まりませんが。。。
準決勝のトピック
準決勝のトピックを挙げてみます。
大坂なおみが2度目の決勝進出
準決勝でジェニファー・ブラディと対戦した大坂なおみはフルセットの末、見事勝利!!
全米オープンで初優勝した2018年大会以来2度目の決勝進出を決めました。
私自身は試合を観戦できなかったのですが、ネットニュースなどを見ると素晴らしい試合だったようですね。
Game. Set. Naomi Osaka.
— US Open Tennis (@usopen) September 11, 2020
She's into the #USOpen final once again after defeating Brady in a three-set battle.@naomiosaka I #USOpen pic.twitter.com/8OXzOJnC8O
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アザレンカがセリーナに勝利
準決勝もう一つの試合、アザレンカ対セリーナウィリアムズですが、こちらもフルセットマッチの末、アザレンカが逆転勝ち。
3回戦から毎試合フルセットマッチながら、底力を見せて勝ち上がってきたセリーナですが、準決勝は残念な結果となりました。
個人的に予想していた、2018年大会の決勝戦の再現は見事に外れてしまいました。
決勝戦のトピック
決勝戦のトピックを簡単に記します。
大坂なおみが2度目の優勝!!
大坂なおみが見事な逆転勝利で、2度目の全米オープン優勝を果たしました。
個人的にはあの試合展開で、まさか逆転勝ちするとは予想できませんでした。
第1セットのアザレンカは完璧だった
第1セットのアザレンカはほぼ完璧でしたね。
ファーストサーブはほぼ100%入ってましたし、ストロークにしても大阪がどんなにハードヒットしてもそれ以上のボールが返ってくる状況で、まさに「スーパーゾーン状態」でした。
たしかに、大坂なおみのファーストサーブの確率が良くなかったなどの要因もありましたが、全体的にそこまでひどい状況ではなかったと思います。
大坂なおみが悪かったのではなくアザレンカが良すぎたために、なすすべなくあっさりとセットを奪われてしまったという印象です。
価値ある逆転勝ち
この試合で大坂なおみが逆転勝ちしたことは非常に価値のあることだと思いました。
第2セットも先にブレークを許したのは大坂で、以前の大坂であればここで勝負あり(ジ・エンド)となってもおかしくない状況でした。
アザレンカの出来が良すぎたこともあり、「このまま一気に押し切られてしまうのでは?」と不安がよぎりました。
特にメンタル面で弱さを見せることの多かった大坂ですので、ここからの挽回は正直相当厳しいかなと思っていました。
しかしこの試合の大坂は、これ以上崩れることはありませんでしたね。
ベンチでタオルをかぶる仕草はありましたけど、コートに立ってからは終始落ち着いてプレーできていたように感じます。
このあたりはメンタル面での成長がうかがえたシーンでしたね。
この第2セットでの踏ん張りが試合の流れを大きく変えたような気がします。
しかしテニスの試合の流れってホント読めませんねw
大坂なおみはグランドスラム3勝目
これで大坂なおみはグランドスラム(4大大会)で3勝目の偉業を達成しました。
前哨戦のウエスタン&サザンオープンの決勝戦を棄権したことは結果として正解でしたね。
そういえば気づかなかったんですが、この決勝戦の対戦相手もアザレンカだったんですね。
2大会連続で決勝戦が同じカードになったとは珍しいですね。
それだけこの2人が今、最も勢いがある選手ということなのかもしれませんけど。。。
.@naomiosaka made her voice heard on her way to her second #USOpen title ✊🏿 pic.twitter.com/68KGRr4UVS
— US Open Tennis (@usopen) September 12, 2020
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2018 🤝 2020 pic.twitter.com/kW8RiMZecb
— US Open Tennis (@usopen) September 12, 2020
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最後に
以上、全米オープン2020女子シングルスのベスト32とトーナメント表と試合結果、および個人的に気になったトピックなどについてまとめました。
日本人としてはやはり大坂なおみに頑張ってもらいたいところですが、左足の状態も気になりますし、結果として優勝できればベストというくらいの気持ちで観戦したいと思っています。
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