全豪オープン2016の準決勝。
ジョコビッチ対フェデラーの試合を観戦しました。
序盤は一方的な展開でしたが、
最後はやはりさすがというか、
世界トップランカー同士の対決にふさわしい
好ゲームでした。
感想をまとめます。
ジョコビッチ対フェデラーの試合結果
ジョコビッチ対フェデラーの試合ですが
ここまでの対戦成績は
なんと22勝22敗の全くのイーブンw
そして迎えた通算45回目の対戦。
試合結果はこうなりました。
ジョコビッチ 6636 3
フェデラー 1263 1
フェデラー 1263 1
ジョコビッチが3-1で勝利。
これでジョコビッチは
対ナダル戦成績(24勝23敗って解説してたと思います)に続き、
対フェデラー戦も勝ち越しました。
ジョコビッチ自身、
「今の僕があるのはロジャーとナダルのおかげ」
とコメントしているように、
元世界ランク1位だった二人を追いかけてきた彼ですが
世界ランク1位の座は既に奪っているものの、
対戦成績の面でもこの二人を越えたことになりますね。
(今後の対戦結果によってはまた逆転することもあり得ますが)
しかしまあ同じ相手と44試合も戦ってて、
成績は全くの互角というのも珍しい記録ですけどねw
序盤は予想に反し一方的な展開
試合序盤は戦前の予想に反し、
一方的な展開になりましたね。
スコアが6-1、6-2ですからね。
今大会、
フェデラーの試合は観戦できてませんでしたが、
ジョコビッチの調子の悪さを考えれば、
フェデラー有利かなと思ってました。
それが全く逆の展開になりましたからね。
今日の試合に関していえば、
今までの不調が嘘のように、
いつもの強いジョコビッチに戻ってましたw
この辺のコンディションの調整能力はさすがです。
逆にフェデラーは簡単なミスも多く、
フットワークも心なしか重い感じ。
「らしくない」という印象でしたね。
そういうこともあってか
2セット終了時点で1時間経っていないという
この二人の対戦にしては非常に珍しい早い展開でした。
第3セットからフェデラーが巻き返す
このままあっけなく終わってしまうのか
と心配しましたが、さすがはフェデラー。
調子が悪いなりに
打開策を考えて工夫してきます。
スライスを多用してみたり
SABR(セイバー)を使ってきたり
ドロップショットを打ったり。
それでもジョコビッチはなかなか崩れず
チャンスをつかめませんでしたが、
第6ゲーム(だったと思いますが)、
長いデュースの末フェデラーが
ジョコビッチのサービスゲームを初めてブレイク。
その後もブレイクバックされそうな
ピンチもありましたが何とか切り抜け
6-3で1セットを返します。
第4セットもフェデラーが調子を取り戻し、
お互い譲らずサービスゲームをキープ。
内容的にも
「さすがトップランカー同士の試合」
と思わせるだけのレベルの高い攻め合いでした。
ようやく観たかった試合になってきたところでしたが
第8ゲームにフェデラーのサービスゲームをジョコビッチがブレイク。
その次のゲームをジョコビッチが簡単にキープし
そのまま6-3で第4セットを獲り試合終了。
正直もう少しこの試合を観ていたかったですが、
最初の2セットが惜しかったですねw
それにしても
「やはりジョコビッチは強かった」
という試合になりました。
最後に
今日の序盤のフェデラーの不出来は
年齢的なものからくるものではなく
単にコンディションの問題だと思います。
フェデラー本人も
「まだまだ若いものには負けない」
とコメントしていたようですしね。
今までの対戦相手をなめていたわけではないでしょうが、
ここまで調子がいいとは言えなかったジョコビッチが
フェデラー戦では一気に本来の調子に戻してきたことで、
このような展開になってしまったのかなあと思います。
これでフェデラーが出だしから絶好調だったら
ものすごい試合になってた可能性もありますけどね。
しかしまあ世界ランク1位はやっぱり強い!!
なんだかんだ言っても
結局最後はジョコビッチが優勝してしまうんでしょうかね?
まだ決勝戦の相手は決まっていませんが、
ジョコビッチの優勝が濃厚だと感じる試合でしたw
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