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なでしこ W杯出場権獲得も終盤のパス回しが無気力試合だと批判多数

なでしこジャパン
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なでしこジャパンが女子ワールドカップフランス大会の出場権を獲得しました。

本来なら嬉しいニュースで盛り上がるところでしょうが、試合終盤のパス回しに対してTwitterでは「無気力試合だ!」「がっかりした」など批判意見が多数投稿されています。
 

そこで今回は、賛否両論あるかとは思いますが私個人の感想を中心にまとめていきたいと思います。



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なでしこジャパンがW杯出場権獲得


女子アジアカップグループリーグ最終戦のオーストラリア戦で、なでしこジャパンは先制するも終盤に追いつかれ1-1の引き分けに終わりました。

女子ワールドカップフランス大会出場権をかけたアジア最終予選としての意味合いも兼ねた本大会。
グループ2位を確保したなでしこは見事出場権を獲得しました。

また、アジアカップとしては決勝トーナメント準決勝進出も決まっています。

 

終盤のパス回しに批判が殺到!?


私はテレビで試合を観戦していました。
試合開始当初から、今日の試合でなでしこジャパンは「1-1以上のスコアでの引き分けか勝利なら、女子ワールド杯出場権獲得決定」と報じられていたように記憶しています。

大会のレギュレーションを正確に理解していなかったので、オーストラリアの出場権獲得条件に関しては詳細は認識していませんでしたが「1-1なら日本とオーストラリアが出場権獲得決定」と言っていたような気がします。
(※もしかしたらオーストラリアは他会場の韓国のスコア次第という要素もあったかも知れませんが、日本は韓国のスコアにかかわらず上記条件でクリアでした。)

 
そういうこともあってお互いの利害が一致したために1-1となってからは両チーム攻撃の手を緩め、試合終了までの5分程度(だったでしょうか?)なでしこがDFラインでパス回しをしながら時間を消化。

オーストラリアの選手も無理にボールを奪いに行くことはせず、そのままタイムアップを迎えました。

 
この行為に対して、試合を観戦していた一部の方から「無気力試合」「勝ちに行かなかった姿勢にはがっかりだ」などの批判が殺到しているという状況になっています。

 

私の感想


私個人としては今大会のなでしこジャパンは、3試合全てに対して満足できる内容(パフォーマンス)ではありませんでした。

それはさておき、この試合を観ていた時の感想としては、先制点のシーンで驚き喜び、同点に追いつかれた時には「キーパーチャージじゃね?」って思ったり、「まあ起こりうる事態ではあったね」なんて納得したりしてました。
 

そして1-1で残り5分強というところで、長谷川唯は負傷交代ですでにピッチにいない。

「ピッチ上のメンバーで果たして得点を奪うことは出来るのかな?ちょっと心配だな。」
なんて思ってたところでした。
 

ところがTV画面を見たら、なでしこはDFラインでボールを回して前に運ばない。
そしてオーストラリアの選手もボールを取りに行かない。
(それらしいポーズはしてたけど)

 
それを見た私の感想はズバリ
「その手があったか。。。」
です。

私の頭の中に、ボールを回して時間を消費するという選択肢は思い浮かばなかったので、これが最初の感想です。

 

個人的には納得できる選択


さて、この「ボール回し」について。
試合後のコメントによればどうやら高倉監督の指示によるものだそうですが、個人的には納得できる選択肢の一つで高倉監督の判断に何の不満もありません。

 
この試合が検証された場合、正式にどういう判断がくだされるのかはわかりませんけど、5分程度の残り時間なら特に「無気力試合」というほどではないと思ってます。
あくまで戦略上の判断の範囲内ではないかと。。。

何分ならOKと言いたいわけでもないですけど、ここまで真剣に戦ってきてスコアと残り時間、W杯出場権獲得条件などを踏まえれば、十分理解できる選択だったと思うわけです。
 

そしてこの試合では両チームの思惑が一致したからこのような形になっただけで、もしオーストラリアが勝たないと出場権を獲得できなかったとすれば必死にボールを奪いに来たでしょうが、なでしこが引き分けでもOKという条件だったならやっぱり無理せずボールを回して時間を使ったと思いますからね。
ここまであからさまじゃなかったとしても。

それと何が違うのって思うわけです。
(※いわゆる「鳥かご」とは意図は異なりますが意図なんて外からは明確にはわからないし、状況を守るための選択として相手をいなしてボールを回してるだけのチームに、「無気力試合だ」なんて言えるはずもないし)

 
サッカーは得点を取り合うスポーツですけど、同時に失点しないようリスクを考えるスポーツでもあるわけです。

「ゴールは奪えなくても大丈夫、でも失点したら終わり。」
という状況ならやっぱり失点しない方に重きを置きますね。

それが女子ワールドカップ出場権の絡んだ重要な試合であればなおさら。

 
なでしこのパス回しがあまり上手くなかったことは否めませんが、それでもこのレベルが「無気力試合」とみなされるのであればサッカーは、

・両チーム速やかにゴールを目指さなければいけない
・常にベストメンバーを出さないといけない
・「無理をしない」というプレーは卑怯なのか?


なんて極論にもなりかねません。

 

観ていて面白いかといえばNO


一方で、このような試合を観ていて面白いかと聞かれたら迷わず「NO」ですね。
私もサッカー経験者ですけど、やっぱりサッカーは得点を取り合うスポーツだと思ってますから。
 

「1-0で勝つのが美しい」という意見を否定はしませんが、個人的には「ゴールシーンは多いほうが面白い」「2点取られたら3点取れば良い」という価値観の持ち主です。

ですからこのような消極的な姿勢は面白くはないです。
その意味で批判的なコメントをしているのであれば私も同感です。

 
ただ今回ばかりは、「その面白さを犠牲にして実(じつ)を取ったという判断も理解できる」という感じですね。

 

Twitterコメントをいくつか紹介


Twitterでは私のような肯定派のツイートもありましたし、否定派のツイートもありました。

過激な主張は外して、常識的な(?)ツイートをいくつか紹介させていただきます。

 


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最後に


どちらの意見が正しいかなんてことを言いたいわけではないですが、ある程度賛否が分かれそうなのは予想できたものの、予想以上に批判が多かったのは個人的には意外でした。
 

ともあれ、これで女子ワールドカップ出場権の獲得には成功したわけですから、ここから先は「アジアカップ制覇」に向けて勝利を目指して頑張ってほしいですね。

そして本番に向けた課題の洗い出し、そして修正をお願いしたいと思います。
ひとまずは、女子ワールドカップ出場おめでとうございます!!



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