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なでしこ 中国戦で初勝利【東アジアカップ感想】

なでしこジャパン
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なでしこジャパンの東アジアカップ最終戦。
中国との試合で2-0で勝ち、
今大会初勝利で終えました。

簡単に感想をまとめます。



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終盤に2ゴールで勝利


東アジア杯の最終戦は地元中国。
かつてのアジアチャンピオンとの戦いでした。

試合はなでしこに
数多くのチャンスが訪れるも
ゴールを奪えないまま時間が進みます。

そして後半44分。
交代で入った横山久美が
ようやく決めて1-0と先制。

先制された中国も
押し返してきますが、
その分スペースが空き、
なでしこは一瞬のスキをついて反撃。

菅沢がゴール前で粘ったところを
最後は杉田亜未が決めて追加点。

このまま2-0で日本が勝利。
最終戦でようやく初勝利を挙げました。

最下位は回避


かつてのアジア王者と
現在のアジア王者。
※ベストメンバーでの実績

しかし今大会に限って言えば
最下位決定戦となった試合。

なでしこは中国に勝って
最下位は回避できました。

中国戦を前に
あの温厚な佐々木則夫監督が
選手たちに怒った
なんてニュースも出てましたが
それが功を奏したのかどうかは不明。

とにかく
3戦全敗、3戦未勝利
って最悪の事態は回避できて
とりあえずは良かったです。

今日の試合は圧倒して当然


個人的な感想ではありますが、
勝ったことは評価しつつも、
今日の中国相手なら
圧勝しても当然のレベルでしたね。

主催国の中国は
もっと手ごわいかと思ってましたけど
意外にふがいなかったw

攻撃も怖さはなかったし、
先にバテたのも中国。

そういう相手でしたから、
過去2試合よりも
動きが良く見えたのも納得。

今日の試合では
なかなかいい連係もあったし、
得点シーンを含む
ゴール前までの組み立ても
何度かいい形を作ってました。

でも最後の2点だけってのは
やっぱり物足りないかなって感じw

今日は比較的
ボールを散らしてたように見えたけど、
相変わらずパスは弱いし雑w

それからボールを受けてから
ワンタッチツータッチ多い場面が目立つし、
バックパスが異様に多いのも気になりました。

バックパスについては
全てを否定するつもりはないけど、
「そこでバックパスはないだろ」
って場面もいくつかありましたね。

ボールのタッチについては
前の試合でも気になってましたが、
最初のトラップから
次のプレーまでの時間が遅いw

次に何するか
トラップしてから考えてる
って感じでモタモタしてるのが
気になりましたね。

これは早めに直しておかないと、
今後も癖になるんで
世界の強豪と戦う際にはかなり危険ですw

要は状況判断をもっと早くすること。

ボールを持っていい状況
ダイレクトプレーすべき状況
右へ左へ展開すべき状況

など、W杯メンバーに比べても
まだ物足りないです。

視野を広くできると
もっと楽に展開できるように
なるんじゃないですかね?

この中から何人残れるか?


今大会なでしこの試合は終了したわけですが、
出場したメンバーの中で、
リオ五輪に向けた
新生なでしこの最終メンバーに
果たして何人残れるでしょうか?

現状ではほとんど残れないかな
って感じですね。
あくまで現時点では、ですが。
※菅沢、高瀬は除く。川村は。。。

可能性を感じられそうなのは
杉田亜未くらいですかね。
シュートセンスに関しては
貴重な人材だと思います。

京川舞は試合ごとに
徐々に良くなってきた感はありますけど
まだまだ成長してほしい。

最終予選までは少し時間がありますが
女子W杯出場組以外で、
佐々木監督が
現メンバーをベースに考えるのか?
それとも新たなメンバーを探すのか?
興味ありますね。

最後に


今は「なでしこ世代」に
「ヤングなでしこ世代」を
組み込んでる感じですが
個人的には
「リトルなでしこ世代」
も試してほしいなあwww

もっとも、なでしこリーグに
出場できてないって選手もいるから
A代表では通用しないかもしれませんがw

私としては
地元静岡、藤枝順心出身の
杉田妃和(すぎたひな)のプレーを
A代表で観たいですけどね。

なでしこU-17代表のキャプテンを務め、
世界大会で優勝してますからね。
(現在はU-19代表に招集されてます)

高校卒業後は
INAC神戸レオネッサ所属ですが
ベンチ入りはしてるものの、
スタメンではないみたいですから、
リオには間に合わないか。。。

4年後の女子W杯メンバーなら
可能性はあるかも?

杉田妃和については
全日本高等学校女子サッカー選手権大会
での試合を観た時、
一人だけ「超高校級」って感じの
存在感を出してましたから
個人的は非常に期待してるんですけどね。

テクニックもあるし、
ゲームメイクもできる。

足りないとすればフィジカル?

U-17世代が順調に成長すれば
数年後は強いなでしこを
みれるかもしれませんが
それまでどうチームを維持していくか
ってのがカギになりそうですね。

これから数年、
「谷間の世代」
なんて言われないよう
もう少し頑張ってほしいと願います。

今大会のメンバーだって
もっとできると思います。

さあ明日は男子。
男子も未勝利ですから、
最終戦で意地を見せられるでしょうかね?



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