マイアミオープン2021が始まります。
今大会は錦織圭、西岡良仁、内山靖崇の3選手が出場予定です。
そこでドロー表や賞金、放送予定や見どころなど大会の基本情報をまとめていきます。
※当記事は過去に書いた記事をベースに2021年の情報に更新しています。過去の記事は別記事にてアーカイブ化する予定です。
マイアミオープンについて
マイアミオープンはアメリカ・フロリダ州のマイアミで行われるツアートーナメント大会です。
会場はクランドンパークテニスセンター。
2021年大会の開催期間は現地カレンダーで3/24~4/4となっています。
大会は男女共催で行われます。
※女子シングルスでは大坂なおみ、日比野菜緒が出場予定ですが、当記事では男子シングルスについてまとめていきます。
女子シングルスは余裕があったら記事にするかもしれません。(未定)
スポンサーはこれまでに幾つかの変遷を経ていますが2015年から2019年まではイタウ・ウニバンコが冠スポンサーのため、「Miami Open presented by Itaú」と呼ばれているようです。
2021年大会も同大会名となっているので、スポンサー契約が延長されたみたいですね。
一方で、スポンサーに影響されない呼び方として「マイアミ・マスターズ」「(マスターズ)マイアミ大会」などと呼ばれることもあります。
コートサーフェスはハードコート。
ちなみに通常なら前週に開催されるBNPパリバオープンと本大会、連続で優勝することを「サンシャイン・ダブル」と呼ぶそうです。
(※2021年はBNPパリバオープンは延期となっています。)
(リンク)
⇒ マイアミオープン2021 公式サイト
⇒ マイアミオープン2021 公式サイト
大会の格付け
マイアミオープンの格付けはマスターズ(ATP1000)です。
試合ルールは男子シングルスは3セットマッチ。
全てのセットで6-6となった場合はタイブレーク。
組み合わせドロー
<ドローサイズ> 128(96選手)
本戦の組み合わせドロー表は以下のとおりです。
(※予選通過者枠確定版に差し替えました。)
・ドロー表(トップハーフ)
・ドロー表(ボトムハーフ)
記事執筆時点では予選通過者枠は未確定ですが、ドロー表の上から順に見ていくとまずトップハーフの52番枠に西岡良仁が入りました。
次にボトムハーフ。
68番枠に内山靖崇、そして121番枠に錦織圭が入りました。
錦織圭は第28シードとなり、2回戦からの登場となります。
ということで、記事執筆時点では日本人選手は3名が出場予定です。
(2021.03.24追記)
予選通過者が確定し、新たに17歳の望月慎太郎(世界ランク654位)が本戦出場を決めました。
ボトムハーフの91番枠に入っています。
予選通過者が確定し、新たに17歳の望月慎太郎(世界ランク654位)が本戦出場を決めました。
ボトムハーフの91番枠に入っています。
シード選手の位置関係
シード選手の位置関係は以下の通りになります。
R32以降の日本語版ドローと試合結果
日本人選手の結果にかかわらず、R32以降の日本語版ドローを貼っておきます。
今後はこちらに試合結果を反映していきます.
※更新のタイミングは管理人の都合に依存します。
今大会のシード選手
今大会のシード選手は32名で全員が2回戦からの登場となります。
シード選手は以下のとおりです。
(※ランキングはドロー作成時の順位)
1.メドベージェフ(世界ランク2位)
2.チチパス(5位)
3.A.ズベレフ(7位)
4.ルブリョフ(8位)
5.シュワルツマン(9位)
6.シャポパロフ(11位)
7.バウティスタアグート(12位)
8.ゴフィン(13位)
9.ディミトロフ(16位)
10.フォニーニ(17位)
11.オジェアリアシム(18位)
12.ラオニッチ(19位)
13.ガリン(20位)
14.カチャノフ(22位)
15.デミノール(23位)
16.ラヨビッチ(26位)
17.カラツェフ(27位)
18.イスナー(28位)
19.エバンズ(29位)
20.ユンベール(30位)
21.シンネル(31位)
22.フリッツ(32位)
23.ブノワペール(33位)
24.ソネゴ(34位)
25.マナリノ(36位)
26.フルカチ(37位)
27.バシラシビリ(38位)
28.錦織圭(39位)
29.フチョビッチ(40位)
30.オペルカ(41位)
31.ストルフ(42位)
32.ブーブリック(44位)
2.チチパス(5位)
3.A.ズベレフ(7位)
4.ルブリョフ(8位)
5.シュワルツマン(9位)
6.シャポパロフ(11位)
7.バウティスタアグート(12位)
8.ゴフィン(13位)
9.ディミトロフ(16位)
10.フォニーニ(17位)
11.オジェアリアシム(18位)
12.ラオニッチ(19位)
13.ガリン(20位)
14.カチャノフ(22位)
15.デミノール(23位)
16.ラヨビッチ(26位)
17.カラツェフ(27位)
18.イスナー(28位)
19.エバンズ(29位)
20.ユンベール(30位)
21.シンネル(31位)
22.フリッツ(32位)
23.ブノワペール(33位)
24.ソネゴ(34位)
25.マナリノ(36位)
26.フルカチ(37位)
27.バシラシビリ(38位)
28.錦織圭(39位)
29.フチョビッチ(40位)
30.オペルカ(41位)
31.ストルフ(42位)
32.ブーブリック(44位)
マスターズ大会はランク上位選手に出場義務がありますが、上位ランカーでは1位のジョコビッチ、3位のナダル、4位のティエム、6位のフェデラーなどが欠場のようです。
ケガや疲労等により出場が困難ということだと思いますが、ちょっと寂しい気もしますね。
獲得ポイント
マイアミオープンはマスターズなので優勝すると獲得ポイントは1,000ポイントです。
優勝 1,000Pt
準優勝 600Pt
ベスト4 360Pt
ベスト8 180Pt
4回戦 90Pt
3回戦 45Pt
2回戦 25Pt
1回戦 10Pt
※予選Rを戦った選手は別途ポイント獲得の可能性あり。(※割愛)
準優勝 600Pt
ベスト4 360Pt
ベスト8 180Pt
4回戦 90Pt
3回戦 45Pt
2回戦 25Pt
1回戦 10Pt
※予選Rを戦った選手は別途ポイント獲得の可能性あり。(※割愛)
賞金
マイアミオープン2021の賞金は以下のとおりです。
大会全体の賞金総額 4,299,205ドル(約4億6,861万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ドル=109円で計算
男子シングルスの賞金
優勝 300,110ドル(約3,271万円)
準優勝 165,000ドル(約1,799万円)
ベスト4 93,000ドル(約1,014万円)
ベスト8 61,000ドル(約665万円)
4回戦 40,000ドル(約436万円)
3回戦 26,000ドル(約283万円)
2回戦 16,000ドル(約174万円)
1回戦 10,000ドル(約109万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ドル=109円で計算
優勝 300,110ドル(約3,271万円)
準優勝 165,000ドル(約1,799万円)
ベスト4 93,000ドル(約1,014万円)
ベスト8 61,000ドル(約665万円)
4回戦 40,000ドル(約436万円)
3回戦 26,000ドル(約283万円)
2回戦 16,000ドル(約174万円)
1回戦 10,000ドル(約109万円)
※記事作成時点の為替レートをもとに1ドル=109円で計算
マイアミオープンの歴代優勝者
ここ最近の歴代優勝者(男子シングルスのみ)は以下のとおりです。
2005年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2006年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2007年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2008年 ニコライ・ダビデンコ(ロシア)
2009年 アンディ・マレー(イギリス)
2010年 アンディ・ロディック(アメリカ)
2011年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2012年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2013年 アンディ・マレー(イギリス)
2014年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2015年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2016年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2017年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2018年 ジョン・イスナー(アメリカ)
2019年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2020年 開催中止
2021年 ?
2006年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2007年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2008年 ニコライ・ダビデンコ(ロシア)
2009年 アンディ・マレー(イギリス)
2010年 アンディ・ロディック(アメリカ)
2011年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2012年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2013年 アンディ・マレー(イギリス)
2014年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2015年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2016年 ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
2017年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2018年 ジョン・イスナー(アメリカ)
2019年 ロジャー・フェデラー(スイス)
2020年 開催中止
2021年 ?
マイアミオープンもビッグ4が強いですね。
上記期間の優勝者は2008年、2010年、2018年を除きジョコビッチとマレー、そしてフェデラーだけです。
(と言うか、ほぼジョコビッチw)
また、マイアミオープンに関してはナダルの優勝がありません。
(準優勝は5回ありますが2021年も欠場ですので今年も優勝はならず。)
今年はビッグ4不在ですので優勝争いが面白くなりそうです。
TV中継・放送予定
マイアミオープンはNHK(BS)とGAORAで中継されます。
※現時点ではNHKの地上波放送はないみたいです。
この他、テレビ配信ではないですがPC・スマホなどで視聴可能なwowowオンデマンドにてマイアミオープンがライブ配信されます。
オンデマンドでは複数の中継チャンネルが用意されており、TVでは放送されない試合も視聴可能になりますので選択の幅が広がります。
WOWOWオンデマンドでは昨年に引き続き、2021年も錦織圭出場予定大会を含む「男子テニスATPツアー」の配信を発表しています。
無料登録でも視聴できる場合がありますが、確実に視聴したい方は有料登録もご検討ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
参考まで、マイアミと日本の時差は約13時間です。
(※サマータイム中の時差になります)
日本のほうが進んでいますので現地時間にプラス13時間すれば日本時間がわかります。
念の為、毎日の放送予定時刻等、詳細に関してはテレビ番組表や上記サイトにてご確認下さい。
また、錦織圭の試合開始予定時刻を確認したい場合は以下の記事を参考にして下さい。
(関連記事)
⇒ 錦織の試合開始時間や結果などを確認したい方へのおすすめサイト
⇒ 錦織の試合開始時間や結果などを確認したい方へのおすすめサイト
(補足)
マイアミオープンは男女共催となっていますが、男子ATPツアーと女子WTAツアーでは日本におけるTV等の放送事情が異なります。
現状ではグランドスラム大会や日本開催の一部のトーナメントを除き、女子の試合をTVで観戦する機会は殆どありません。
大坂なおみ等、女子の試合を観戦したい場合はDAZN等の有料サービスに加入する必要があります。
(※女子テニスWTAツアー以外のスポーツも配信していますのでそれらも当然楽しめます。)
マイアミオープンは男女共催となっていますが、男子ATPツアーと女子WTAツアーでは日本におけるTV等の放送事情が異なります。
現状ではグランドスラム大会や日本開催の一部のトーナメントを除き、女子の試合をTVで観戦する機会は殆どありません。
大坂なおみ等、女子の試合を観戦したい場合はDAZN等の有料サービスに加入する必要があります。
(※女子テニスWTAツアー以外のスポーツも配信していますのでそれらも当然楽しめます。)
錦織圭の過去の成績
マイアミオープンにおける錦織圭の過去の成績(実績)についてまとめてみます。
2011年 2回戦敗退
2012年 ベスト16
2013年 ベスト16
2014年 ベスト4
2015年 ベスト8
2016年 準優勝
2017年 ベスト8
2018年 3回戦敗退
2019年 2回戦敗退
2020年 開催中止
2021年 ?
2012年 ベスト16
2013年 ベスト16
2014年 ベスト4
2015年 ベスト8
2016年 準優勝
2017年 ベスト8
2018年 3回戦敗退
2019年 2回戦敗退
2020年 開催中止
2021年 ?
2016年の準優勝が最高成績です。
当初はマスターズ大会の中では比較的安定した成績を残せていましたが、ここ最近はあまりいい成績を残せていません。
今大会の見どころ
マイアミオープン2021の見どころを挙げてみます。
錦織は厳しいドロー
まずは錦織圭から。
錦織のドローポジションはチチパスの山。
1回戦はシードにより免除となりますが、2回戦を勝ち進んだら3回戦でチチパスと対戦する可能性が高いです。
マスターズ格付けですから対戦相手のレベルも高くなるのは仕方ないですが3回戦で第2シードとの対戦は厳しいですね。
ということで、2回戦をきっちり勝つことが前提ですが、ここが今大会のキモになりそうです。
順当なイメージだと、
2回戦 ベデネ(世界ランク59位)
3回戦 チチパス(5位)
4回戦 デミノール(23位)
準々決勝 シャポパロフ(11位)
準決勝 ルブリョフ(8位)
決勝 メドベージェフ(2位)
※カッコ内の数字は記事執筆時点の世界ランク
という感じになります。
錦織はドバイ大会(ATP500)ではハリスに敗れてベスト8止まりでしたが、個人的にはそれほど悪いとも思わなかったです。
ファーストサーブの状況(確率・精度)によっても変わってくるかと思いますが、チチパスに勝つにはそこから更に1段階ギアを上げる必要はあるかなと思います。
(もちろん、チチパスのコンディションによっても変わりますが。)
もしチチパスに勝ったら、マスターズ初優勝に向けてチャンスが出てきますね。
ということで、3回戦を軸に注目したいと思います。
今年は優勝候補不在?
今年はビッグ4が不在となりました。
過去の優勝実績を見ると、やはりビッグ4が圧倒的に強さを見せていましたので、今年は出場者全員に大きなチャンスがありますね。
もちろん、世界ランクに準じて優勝の可能性はかわってくるでしょうが、そこまで大本命と言えそうな選手もいないと思います。
メドベージェフ、チチパス、A.ズベレフ、ルブリョフあたりが第1グループといえそうですが、波乱が起こっても不思議ではないですね。
ここに錦織圭が絡めれば面白いんですけどね。
最後に
以上、マイアミオープン2021のドロー表や賞金、放送予定などについて基本情報を中心にまとめました。
そういえば錦織圭はディミトロフと組んでダブルスにも出場するようですね。
なんとマクラクラン勉/ レイベン・クラーセン(南アフリカ)というダブルス職人ペアと対戦することになったそうです。
WOWOWオンデマンドで配信されるなら見てみたいけど、タイミングが合うかな?
ということで、今回も錦織を中心に観戦・応援したいと思います。
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