今年は変則日程のため全米オープンの2週間後に全仏オープンが開催されます。
クレーコートシリーズのBNLイタリア国際2020も14日から開催されます。
そこでドロー表、賞金、放送予定や見どころなど大会の基本情報をまとめていきます。
日本人選手では錦織圭と西岡良仁が出場予定です。
※なお、大会の基本情報については原則として最新記事の方で触れることとし、当アーカイブ記事ではドローや試合結果等の当該年度固有の情報を中心に残していきたいと考えています。
(※原則として記事執筆・投稿時点の情報となります。)
BNLイタリア国際について
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組み合わせドロー
<ドローサイズ> 64(55選手)
本戦の組み合わせドロー表は以下のとおりです。
(※予選通過者を反映した確定版に差し替えました。)
・ドロー表
記事作成時点の情報では日本人選手は錦織圭と西岡良仁が出場予定です。
錦織は今大会ノーシードで11番枠、西岡は43番枠に入りました。
またドローを見て気づいたのですが、通常だと1回戦シードは上位8シードのみなのですが、今大会は62番枠に入ったカレノブスタが1回戦不戦勝となっています。
2回戦でナダル対カレノブスタの対戦カードが既に決まっています。
シード選手の位置関係
シード選手の位置関係は以下の通りになります。
2回戦以降の試合結果ドロー(日本語版)
表示領域の都合上、2回戦以降(ベスト32以降)の試合結果を反映した日本語版ドローを貼っておきます。
今後は試合結果を反映していきます。
(※当記事のアーカイブ化に伴い、試合結果を画像ファイルに差し替えました。)
今大会のシード選手
今大会のシード選手は16名で、上位8選手が2回戦からの登場となります。
シード選手は以下のとおりです。
(※ランキングはドロー作成時の順位)
1.ジョコビッチ(世界ランク1位)
2.ナダル(2位)
3.チチパス(6位)
4.ベレッティーニ(8位)
5.モンフィス(9位)
6.ゴフィン(10位)
7.フォニーニ(12位)
8.シュワルツマン(13位)
9.ルブリョフ(14位)
10.ワウリンカ(15位)
11.カチャノフ(16位)
12.シャポパロフ(17位)
13.ラオニッチ(18位)
14.ガリン(19位)
15.ディミトロフ(20位)
16.オジェアリアシム(21位)
2.ナダル(2位)
3.チチパス(6位)
4.ベレッティーニ(8位)
5.モンフィス(9位)
6.ゴフィン(10位)
7.フォニーニ(12位)
8.シュワルツマン(13位)
9.ルブリョフ(14位)
10.ワウリンカ(15位)
11.カチャノフ(16位)
12.シャポパロフ(17位)
13.ラオニッチ(18位)
14.ガリン(19位)
15.ディミトロフ(20位)
16.オジェアリアシム(21位)
本来であれば、マスターズ大会はランク上位選手に出場義務があります。
しかしながら今年は変則日程でタイトなスケジュールとなっているため、必ずしもそうではないように見受けられます。
(※レギュレーションを確認していないのであくまで予測です。)
全米オープン直後の大会となっていることもあり、全米オープンの結果なども踏まえて、休息期間にあてる選手もいそうな気はします。
逆に、全米オープンを欠場した選手などは、今大会から全仏オープンに向けてスタートする形になります。
記事執筆時点で世界ランク4位のフェデラーは今シーズン残り試合は全て欠場ですが、それ以外ではティエム(3位)、メドベージェフ(5位)、A.ズベレフ(7位)、バウティスタアグート(11位)あたりが欠場のようです。
まあティエムとA.ズベレフは全米オープンの決勝戦まで残っていますから、ここは休養でしょうね。
日本人選手の試合結果
日本人選手の試合結果をまとめていきます。
(※試合開始予定は当初の予定時刻です。前の試合の進行状況や天候等により大幅に遅れる可能性もあります。)
錦織圭
1回戦
対戦相手 アルベルト・ラモス(世界ランク41位)
1 | 2 | 3 | 計 | |
---|---|---|---|---|
錦織圭 | 6 | 7(7) | – | 2 |
ラモス | 4 | 6(3) | – | 0 |
試合結果 ⇒ 錦織圭が見事ストレート勝ち!!
2回戦
対戦相手 ロレンツォ・ムゼッティ(世界ランク249位)
1 | 2 | 3 | 計 | |
---|---|---|---|---|
錦織圭 | 3 | 4 | – | 0 |
ムゼッティ | 6 | 6 | – | 2 |
試合結果 ⇒ 残念ながら錦織はストレート負け
西岡良仁
1回戦
対戦相手 ミオミル・ケツマノビッチ(世界ランク47位)
1 | 2 | 3 | 計 | |
---|---|---|---|---|
西岡良仁 | 6 | 6 | – | 2 |
ケツマノビッチ | 4 | 1 | – | 0 |
試合結果 ⇒ 西岡良仁が見事ストレート勝ち!!
2回戦
対戦相手 グリゴル・ディミトロフ(世界ランク22位)
1 | 2 | 3 | 計 | |
---|---|---|---|---|
西岡良仁 | 1 | 0 | – | 0 |
ディミトロフ | 6 | 6 | – | 2 |
試合結果 ⇒ 残念ながら西岡はストレート負け
賞金
BNLイタリア国際2020の賞金は以下のとおりです。
男子シングルスの賞金総額 3,854,000ユーロ(約4億8,560万円)
※記事作成時点の為替レートを参考に1ユーロ=126円で計算
男子シングルスの賞金
優勝 205,200ユーロ(約2,586万円)
準優勝 150,000ユーロ(約1,890万円)
ベスト4 100,000ユーロ(約1,260万円)
ベスト8 75,000ユーロ(約945万円)
3回戦 61,000ユーロ(約769万円)
2回戦 37,490ユーロ(約472万円)
1回戦 21,190ユーロ(約267万円)
※記事作成時点の為替レートを参考に1ユーロ=126円で計算
優勝 205,200ユーロ(約2,586万円)
準優勝 150,000ユーロ(約1,890万円)
ベスト4 100,000ユーロ(約1,260万円)
ベスト8 75,000ユーロ(約945万円)
3回戦 61,000ユーロ(約769万円)
2回戦 37,490ユーロ(約472万円)
1回戦 21,190ユーロ(約267万円)
※記事作成時点の為替レートを参考に1ユーロ=126円で計算
今年は新型コロナの影響により、賞金額が大幅に縮小されているようです。
(※優勝賞金等上位成績者の賞金は大幅カット、1回戦、2回戦はややアップ。)
今大会の見どころ
BNLイタリア国際2020の見どころを挙げてみます。
錦織はコンディションを上げられるか?
約1年ぶりの復帰戦となったゼネラリオープンでは、素晴らしい出だしだったところから一転してリズムを崩し、まさかの1回戦敗退。
まだ1試合しか実践を経験できていないため、全仏オープンに向けてもう少し場数を踏んでおきたいところだと思います。
疲労の蓄積等の心配はなさそうですが、コンディションをどこまで上げてこれるかがカギとなりそうです。
ドローを確認してみたところ、
1回戦 アルベルトラモス
2回戦 ワウリンカ
3回戦 モンフィス
準々決勝 ジョコビッチ
準決勝 ベレッティーニ
決勝 ナダル
といった選手たちとの戦いが予想されます。
ノーシードですし、マスターズですから、錦織でも1試合勝つのも簡単ではなさそうです。
全仏オープンが本番ですから成績は二の次でしょうが、ある程度実戦経験を積んでおかないと全仏に不安を残しそうです。
頑張って欲しいですね。
西岡良仁はケツマノビッチと
西岡良仁は奇しくも、ゼネラリオープンで錦織に勝利したケツマノビッチが1回戦の相手に決まりました。
(2020.09.14追記)
結局ゼネラリオープンはケツマノビッチが優勝しました。
結局ゼネラリオープンはケツマノビッチが優勝しました。
2回戦でディミトロフ、3回戦でチチパスといった感じで毎試合かなり厳しい相手との試合になりそうです。
どこまで勝ち進めるでしょうか?
ナダルは準備万端?
クレーコートといえばナダルですね。
ナダルは全米オープンを欠場して全仏オープン(クレーコートシーズン)に絞っていましたので準備万端の状態かと思います。
ただ、今年に関してはツアーが一時ストップしてブランクがありましたのでコンディション(試合勘など)がどのレベルかつかみにくいですね。
これから全仏に向けてギアを上げていく段階かとは思いますが、いつもの強さをみせて3連覇を達成できるか楽しみにしたいと思います。
ジョコビッチは失格後の大会
全米オープンではまさかの失格処分となったジョコビッチ。
コードバイオレーションを犯してしまったことはもちろん反省してほしいところですが、プラスに考えればちょっとした休息期間は確保できたと思います。
今大会が失格処分後の大会となるわけですが、プレーに影響はあるのか?
相変わらずの強さを発揮するのか?
試合を観戦できたら確認していきたいと思います。
まあクレーでナダルに勝つのは、いつものジョコビッチでも簡単ではないでしょうが。。。
最後に
以上、BNLイタリア国際2020のドロー表や賞金、放送予定などについてまとめました。
まずは錦織圭と西岡良仁の勝利を願います。
一つでも上に勝ち進んで、全仏につなげてほしいですね。
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