ウエスタン&サザンオープン2016。
ベスト16が決まった後の試合で
上位シードが次々と敗退しています。
ざっと感想をまとめてみます。
上位シードが次々と敗退
ウエスタン&サザンオープン2016。
昨日でベスト4が決まりましたが
ベスト16に残っていた
錦織圭、杉田祐一は共に3回戦で敗退。
錦織だけでなく、
ワウリンカ、ナダル、ベルディヒ、ツォンガなども3回戦で敗退し、
ここからベスト4に残ったのは
マレー、ラオニッチ、チリッチ、ディミトロフ
の4選手となりました。
たしかにマレーやラオニッチは残っていますが
ランキング上位の選手の早期敗退で
今大会は個人的に
ややつまらないものとなってしまいましたw
杉田祐一は健闘
予選からベスト16入りした杉田祐一は
3回戦でラオニッチに負けましたが、
1セットを奪い健闘しました。
錦織以外の日本人選手も
少しずつ結果を出し始めているのは好材料ですね。
全米オープンに出場できるようなら
頑張って欲しいですね。
錦織は残念だが良かったのかも?
一方の錦織圭は
3回戦でバーナード・トミックにストレート負け。
スコアは6-7、6-7と2セット共に
タイブレークを落としての敗戦だったので
それほど心配しなくてもいいような気もします。
(中継がなかったので試合は観戦できませんでしたがw)
マレー戦までは勝ち進んで欲しかった気もしますが、
リオオリンピック直後の大会でしたし、
この後に全米オープンが控えていますので、
身体を休める時間を確保できたと考えれば、
結果は残念ですが、これで良かったのかもしれません。
昨年は1回戦負けだった全米オープン。
今年はそれ以上の成績を期待したいですからね。
逆に言えば
全米で好成績を残せなければ
今回の3回戦負けが意味なくなっちゃいますけど。。。
ちなみに錦織は昨年
ウエスタン&サザンオープンを欠場していますので
今年の成績による獲得ポイント90Ptは丸々上乗せ。
ただし、
今大会の成績次第では
ランキングを上げる可能性があり、
もしランキングが上がれば、
次の全米オープンでも有利なシード枠(最高で第4シード)を
得られたかもしれなかったわけですが
その可能性は消えてしまいました。
おそらく全米オープンでは
第5シードから第8シード枠に
ポジショニングされることになるでしょう。
(関連記事)
⇒ シードの順位・位置はどうやって決まるのか解説【テニスの場合】
⇒ シードの順位・位置はどうやって決まるのか解説【テニスの場合】
手を抜いて負けたのか?
これだけ上位の選手が次々と負けてしまうと
「もしかして全米オープンのことを考えて手を抜いて負けたのか?」
なんてことも頭をよぎりますね。
まあ建前としては
絶対にそんなことは認めないでしょうけど、
今年はリオオリンピックもあったわけで、
全員がオリンピックに出場したわけではないものの
過密スケジュールを考えれば、
選手それぞれに様々な思惑があった
と考えても良さそうな気はします。
もちろんオリンピック出場組の選手は
蓄積した疲労からフルパワーが出せなかった
ということもあるでしょうけど、
「全米オープンのことを考えてセーブした(無理をしなかった)」
という選手もいたと思います。
錦織がどうだったのかはわかりませんけどねw
マレーは頑張ってる
そんな中、マレーは気を吐いて頑張ってますね。
リオオリンピックで優勝し、
オリンピック2連覇を達成。
疲労も溜まっているでしょうに、
今大会もベスト4に進出してます。
ツアーは長いので
「心身ともにタフである」
というのもトップランカーの条件だと思いますが
これまでケガが比較的少なかった
ジョコビッチやフェデラーが故障欠場している中で
マレーは強い(タフな)選手だなあと今更ながら感心してます。
ただ、これが全米オープンにどう影響するか?
これは全米オープンが終了してから振り返ってみたいと思います。
最後に
ウエスタン&サザンオープン2016も準決勝。
ようやくTV中継も始まります。
錦織圭の姿はもうありませんが
TVで観戦してみようと思います。
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