当ブログ内の記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

鹿島レアル戦感想 審判に不満も世界を納得させた準優勝【クラブワールドカップ2016決勝】

海外の情報
スポンサーリンク

ちょっと日があいてしまいましたが
鹿島レアル戦の感想をまとめます。

クラブワールドカップ2016で
レアルとの決勝戦まで進んだ鹿島。

審判の疑惑の判定に不満は残りましたが
世界を納得させた価値ある準優勝でしたね。



スポンサーリンク

鹿島は惜しくも準優勝


日本で開催されたクラブワールドカップ2016。

開催国枠で出場した
Jリーグチャンピオンの鹿島アントラーズは
対戦チームを次々と撃破し、
準決勝では南米チャンピオンの
アトレティコ・ナシオナルを相手に
まさかの3-0で完勝。

 
そして迎えたレアルマドリードとの決勝戦。

下馬評では
「鹿島はレアル相手では歯がたたないだろう」とか
「(レアルの)一方的な試合になるだろう」
なんて見方も多かったようです。
※もちろん「接戦になるだろう」という見方もありましたが

 
それが蓋を開けてみれば
延長戦にもつれ込む大接戦。

しかも一時は鹿島がリードする展開でしたからね。

レアルから柴崎岳が2ゴールを奪ったことは
おそらく殆どの視聴者が
予想できなかったことだったのではないでしょうか?

私も
「1点取れたら上出来」
と思ってましたw

 
終わってみれば4-2で
クリロナことC.ロナウドのハットトリックなど
レアルの底力を見せつけられた形ですが、
鹿島はレアルに真っ向勝負を挑んで
延長戦の末に破れたわけですから
十分価値のある準優勝だったと思います。

 

審判の疑惑の判定


日本のサッカーファンにとっては
非常に見応えのあったこの試合ですが、
個人的には一点だけケチが付いた場面がありました。

それは
「審判(主審)の疑惑の判定」
ですね。

 
後半終了間際に
鹿島サイドでボールを受けた金崎夢生が
体を入れ替えてカウンターで抜け出そうとした際に
セルヒオラモスがボールに関係なく金崎をブロック。

金崎は倒されてファールの判定になったものの
イエローカードは出ず。

主審が胸ポケットに手を入れたこと、
ファールが意図的な妨害だったことなどから
当然イエローカードが出されると思ってみてましたが
結局イエローカードは出ずw

 
セルヒオラモスはすでにイエローを1枚もらっていたため
ここでイエローが出れば2枚目で退場となったわけで、
試合を大きく左右する判定でした。

この判定については
試合終了後も世界中で賛否両論の声が出ていますが
個人的にはイエローを出すべき場面だったと思ってます。

 
ザンビアのシカズウェ主審は試合後に

「あれは私と副審の間のコミュニケーションミスに過ぎなかったんだ。彼(副審)がファウルを知らせ、『ノー・カード』と言ったのだけど、私には『カード』と聞こえた。あれはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象となるプレーではなかったので、副審との間で確認をしていたんだよ」

 シカズウェ主審は、副審からの伝達を聞き間違え、イエローカードを出すべきと考えたために胸ポケットに手を入れたものの、確認の結果、警告を出さなかったと説明している。

(引用元:サッカーキング


とコメントしたそうですが、
答えになってない気もしますね。

だってあの場面は
副審に確認しなきゃいけないような場面じゃなかったですから。

 
もしあそこでセルヒオ・ラモスにイエローが出され
退場になっていたとしても
鹿島が勝てたかどうかはわかりません。

でも展開的には
優位に試合を進められたでしょうから
十分勝利を期待できるだけの試合になっていたでしょうね。

 
「審判がレアルに買収された」
なんて一部の発言は行き過ぎだと思いますけど
「レアルにビビってカードを出せなかった」
と言うのはあながち間違いでもない感じはします。

自分がラモスを退場させて
レアルがもし負けるようなことがあったら
それこそ歴史的な試合になりますからね。

勇気のいる場面だったとは思いますが
それでもあそこは毅然とイエローカードを出してほしかったです。

 
その他のジャッジに関しては
特に不満はなかったですね。

鹿島が同点に追いつかれたPK判定の場面は
ビデオを見ても「まあ仕方ない」
と思えるレベルでしたし。

 

鹿島はプレーで世界を納得させた


とまあ、
ケチが付いてしまったことは残念ではありますが
それを抜きにすれば、
日本人のサッカーファンとして
とても誇らしい試合をしてくれた鹿島に感謝です。

 
「開催国枠」という
いわば特別枠があったから出場できた鹿島。

開催国枠があることについては
面白く思っていない一部の声があることは事実です。

個人的にも
本来の趣旨に合わない気持ちもありますが、
それでも現状では決められたルールに則り出場しているわけで
出場しているチームを批判していい理由にはなりません。

 
それにクラブワールドカップは
特殊なトーナメントになっていて、
開催国枠のチームは
優勝するためには4試合に勝たなければいけません。

南米・ヨーロッパチャンピオンは
いきなり準決勝からです。
(※まあ実力を考えれば仕方ないですがw)

 
この不利なポジション、
厳しい試合日程を乗り越えて
決勝に進んできたわけですから
そこは評価したいですね。

 
試合終了後、
ネットで海外の反応はどうだったのか?
まとめサイトなど幾つかのサイトで
書き込みをチェックしてみました。

すると
意外なほどに鹿島を悪く言ってる書き込みはなかったですね。
(※開催国枠ということを理由にという意味で)

殆どが鹿島を賞賛するコメントでした。

 
もし決勝戦の内容が
レアルの一方的な試合だったり、
あるいは鹿島が自陣にベタ引きして
亀のように守りに徹するような試合だったら
こうはなっていなかったと思います。

 
鹿島がレアルに真っ向勝負を挑み、
互角以上とも言える試合を繰り広げたこと、
「疑惑の判定がなかったら鹿島が勝ってたかも?」
と思わせるに十分なプレーを見せてくれたこと。

つまり、
試合前はそこまで鹿島を評価していなかった
という人もいたかもしれませんが
世界中のサッカーファンが
決勝戦を観戦し、鹿島イレブンのプレーを見て
世界一のクラブを決める試合として
相応しいチームだと認めたということだと思います。

 
開催国枠の是非論は今後も残るかもしれませんが
少なくとも今年に関しては
出場のきっかけは「開催国枠」だったにせよ
鹿島を「レアルを脅かすレベルのクラブ」
と認めた証なのではないでしょうか?

 

ほぼ日本人選手のみで戦った


これはこれで非常に意義のある
大きな収穫だと思いますが、
もう一つ大きな収穫(評価すべき点)は、
今年の鹿島は「ほぼ日本人選手だけで戦った」ことです。

鹿島には
ファン・ソッコ
ファブリシオ
ブエノ

の3人の外国人選手がリストに入っていましたが、
今大会出場したのは
ファン・ソッコとファブリシオの二人だけ。

決勝戦に限れば
先発は全て日本人選手で
ファブリシオが67分に交代で入っただけです。

 
世界各国の代表メンバークラスがずらりと並ぶ
レアルマドリードを相手に
日本代表クラス以外の選手も含まれたチームが
互角以上の戦いを見せてくれたんです。

アジアのどこかの「爆買いクラブ」
高額年俸で引き抜いた助っ人外国人選手の力を頼りに
このような接戦を演じたということなら
幾分割り引いて評価しなければいけませんが、
「ほぼ純日本人チーム」の鹿島が
ここまで戦えたということは
大きな自信につながることはもちろん
大偉業と言っていいレベルの結果だと思います。

 
もちろん優勝できれば
なお良かったわけですけど。。。

 

最後に


世界中に日本サッカーのレベルを
見直させるには十分な試合だったとは思いますが
単発で終わってしまっては
記憶がまた風化してしまいますので
こういう世界的な実績を一つずつ残していきながら
将来的には
世界的なビッグクラブと肩を並べるJリーグクラブが出てきたり
日本代表チームが世界的な大会で
好成績を収めるのが当たり前になったり
そんな日が来ることを楽しみにしたいと思います。

 
本当に久しぶりに
日本のサッカーをみて興奮しました。

ありがとう、そしておめでとう鹿島!!



スポンサーリンク

関連コンテンツ

コメント

タイトルとURLをコピーしました